■前回のあらすじ
夫の浮気を疑った2週間ほど前、アイは夫の元カノと電話で連絡を取っていた。元カノに、自分たちが義母によって追い詰められている現状を伝えると、義実家に来てくれる約束をしてくれたという。義実家を訪れた元カノは、「親孝行するべきだ」と訴える義母に「親孝行はしてもらうものであって、させるものじゃない」と語り、強制すれば“子ども”という名前の“奴隷”を作るだけだと、義母の考えを全否定。さらに、自分は「新婚旅行でペルーに行くような人とは結婚したいと思わない」と、“ユウキに未練はないこと”をきちんと示し、夫と一度も顔を合わせることなく義実家を去っていくのだった。