2023年12月06日16時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
自分では育てられない赤ちゃんを匿名で預ける「赤ちゃんポスト」。
ポストに赤ちゃんが入れられると、センサーでスタッフに通知が行くようになっています。その日センサーが反応し、スタッフが見に行くと1人の女の子の赤ちゃんがポストに入っていました。それがこの物語の作者、みかんさんでした。
赤ちゃんポストに入れられた私…その時母は
実は赤ちゃんをポストに入れた後も、その場から動けないお母さんが多いのだそうです。その日も1人の女性がその場にうずくまっていました。
市長さんから名前をもらい、みかんさんの人生は動き出します。
産んでくれた母に今伝えたいこと
赤ちゃんポストに預けられたみかんさんは、その後乳児院に預けられました。数年乳児院で過ごし、やがて先生たちと別れの日が来ます。
次にみかんさんが行ったのは養護施設。そこでは新たな出会いがあります。
そんな泣いてばかりのみかんさんに声をかけたのは…
しかし大好きなシミ姉ちゃんとも別れの時がやってきます。出会いと別れを繰り返し、波乱万丈な半生を送ったみかんさんが、産んでくれた母に伝えたいこととは…?
こちらは2023年10月3日よりウーマンエキサイトで公開されたみかんによる漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。
様々な意見があった「赤ちゃんポスト」の実態に触れて…
一時期ニュースでよく見かけ、賛否両論が聞こえてきた「赤ちゃんポスト」。読者からも様々な意見が寄せられました。
・ 個人的には赤ちゃんポストは反対です。でも、赤ちゃんポストがあるおかげで助かる命もあるのは納得しています。本来なら国がどうにかしなきゃいけないのに…とも考えてしまいます。
・「赤ちゃんポスト」に世の中はすごい批判がありました。今も少なからずあるかと思います。罪のない子どものためには必要だと強く思ってます。 生まれてきた子どもには罪はなく、また、その親にも少なからず罪はないかと思います。
みかんさんの半生を知り「感動した」という声が多数寄せられました。
・赤ちゃんポストのことはニュースで度々取り上げられていたので知っていましたが、このような、壮大なドラマがあったとは…。今、思うのはシミちゃんもみかんちゃんも沢山沢山幸せになってほしいということだけです。久しぶりに心が洗われたお話でした。
・ この記事漫画に目を留めた方々が『こういう境遇の子どもたちがいる…』という事実を知り、思いをはせ、協力出来る世の中になって欲しいと思います。みかんさんが乳児園から次の施設に移る際の先生とのやり取りの場面がとても心に響きました。
・これからのみかんさんの人生が幸せに満ちたものになることを願っています。
・ 大変感動しました。私はどこの子どもにも公平な未来があると思います。1人でも辛い思いをさせてはならないと思う。
・久しぶりに涙し、優しい気持ちになりました。やさしい世界になりますように。みかんさん、シミさんがいつまでも仲良く幸せでありますように。
・ 本当に生まれて来る子どもたち全てが健やかに育って行ける世の中であってほしいと切に願います。少しでも、お手伝いできることがないものか?と記事を読むたびに思うのですが…。
みかんとシミ姉ちゃんの二人にこの先どのような未来が待ち受けているのでしょうか。