2023年11月27日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
どうして宿題ができないの?
メイさんは、小2の息子トールくんが何時間かけても宿題ができないことに頭を悩ませていました。トールくんはASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいですが、学習障がいや知的な遅れはなく、宿題の内容はトールくんにとって難しいものではありません。そこで今度はペアレントトレーニング(主に発達障がい児を持つ親が子どもの問題行動への対策を学ぶもの)で習った「観察して分析する」を試してみることに…。
メイさんが息子の特性と向き合い、試行錯誤した体験談。
■前回のあらすじ
どうしたらいいのか悩んでいる頃、発達障がい児を持つ保護者向けのペアレントトレーニングを学ぶ機会が訪れる。そこで習った「まずは観察して分析してみる」という方法を実践してみることにするのだった。
■具体的な対策は?
前回は、息子の行動を観察して、どこでつまづいてしまっているのか問題点を探しました。
とにかく「だらだらと長引かせず早く終わらせたい」とも考えたので、玄関に計算カードを持って行って、帰宅後即やることに。
帰宅してまだのんびりモードになっていないことや、計算カード自体は短時間で終わらせられることもあり、すんなり取り組んでくれました。
発達障がいの子は見通しがつかないことも苦手なので、漠然と「全部終わったら」ではなく、本人が想像しやすい時間や課題を設定するようにしました。
■息子に変化が…!
息子の改善した様子を書きましたが、問題点を把握したことで手助けができるようになり、本当にすんなり進むようになりました。
次回は、まとめと、やってみた感想などを描きたいと思います。
息子のケースだけでなく、ペアレントトレーニングの考え方は子育て全般に役立つと思うので、私が学んだことを紹介できたらと思います。