2023年12月13日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに漫画化しています。
■前回のあらすじ
引っ越し前日、母がまだ父のことが好きだと気づいていた兄太は「本当に家を出て後悔しない?」と母に尋ねる。母は「ありがとうね」とほほえみ、兄太の言う通りだと本音を打ち明ける。夫としても父親としても最低なことはわかっているのに、どうしても父のことが嫌いになれないという母。しかし、「好きだからこそ許せないこともある」と、別居の予定を変更するつもりはない様子。「むしろ嫌いならどうでもいいって割り切れるのに、世の中うまくいかないものね」と笑う母の姿が、兄太には寂しそうに見えて…。
結局、離婚は回避出来なかったようです。兄太さんの見解では、もう妹子の父親への嫌悪感がすごすぎて、母は自分の気持ちより妹子の気持ちを優先したんじゃないか、とのことでした。
たしかに、自分が妹子の立場だったら許せないですよね。未だに妹子さんの前で父親の話題を避けるのは暗黙のルールなようです…これから先、妹子さんの気持ちが少しでも癒やされるといいですね。
長らくのお付き合い、ありがとうございました。