2023年12月11日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに漫画化しています。
■前回のあらすじ
娘の高校前でリナに告白するという恥知らずの行動に出た父が、何度謝罪したところで母から許してもらえるはずもなく…。そんな中、兄太が帰宅し、再び家族会議が始まる。父は、リナから「ロリコン」と言われて目が覚めたというが、母は「あなたの謝罪にはなんの価値もない」とピシャリ。そして、1ヶ月後には家を出るといい、それまでの間に就職するよう父に伝える。父はその翌日には仕事を決めてきたが、母と妹子は全無視で孤立するばかり。そんな父を少し可哀想に感じていた兄太が母の部屋に向かうと、母が涙を流しながら眠っていて…。
母も妹もひたすら父を無視していたので、母は父に対して未練もなくただただ早く離婚したいのかと思っていた兄太。
しかし、自室で思い出のアルバムを開いて泣きながら寝落ちしている母を見て、母はまだ父のことを嫌いになれないんじゃないかと気づくのです。
母の気持ちを考えたら切ないし、でも父のやったことは許せないし、子どもたち可哀想だし…。
もうお父さん、何やってるの!! という気持ちです。こんなしっかりしたお母さんをお嫁にもらえてすごく幸せなはずなのに、なぜよそ見してしまったのか。
そして引越しの前日…。