2023年12月01日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに漫画化しています。
■前回のあらすじ
自分の財布から1万円札がなくなっていることに気づいた兄太は、父に「疑うわけじゃない」と前置きした上で、「俺の財布の中の金、知らない?」と尋ねる。最初こそ知らないフリをする父だったが、すぐに「少し借りただけ」と白状し、「母さんには内緒な!!」と笑顔で口止めする。兄太が何に使ったのかと問い詰めると、「育毛剤とコロン」と答える父。その理由は「嫌われたくないから」だという父の言葉を聞いて、母に相手にされていないことを気にしているのか?と考える兄太だったが…。
リナは娘と同じ17歳…いや、年齢以前に父親は既婚者ですから、相手が何歳だろうとダメなんですけどね。それに、息子の前で堂々と「あいつ(母)は捨てる」発言はいかがなものかと…。
息子は自分の味方をしてくれると思っていた父親でしたが、すぐに母親に報告され、「気持ち悪い」「あり得ない」と言われる始末。
でも、息子としては父親からこんなセリフなんて聞きたくなかったはずですよね。なにせ相手は、自分より年下の子ですから…。
父親はなぜリナが自分に気があると思ったのか、ついに語り出します。