2023年11月14日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
息子は、いわゆる「育てにくい子」でしたーー。
ワンオペで息子のトールくんを育てるメイさんは、トールくんの他害に悩んでいました。生後半年から始めたベビースイミングでは唯一ストレスなく楽しめていたのですが、ある日更衣室で男の子とトールくんが叩き合うトラブルが発生。最初に叩いたのは相手なのにその母親には「ちゃんと見ててください」と怒られてしまいます。しかし、メイさんは言い返すことができなくて…。
数年後にASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠陥・多動症)の特性を持つ発達障がいだと診断される息子を育てる中で、メイさんが周囲の態度や言葉に傷つきながらも対処法を模索し、トールくんをサポートしていく様子を綴ります。
■前回のあらすじ
生後半年からベビースイミングに通っていたトール親子。ある日、更衣室で突然男の子に叩かれたトールはすかさずやり返してしまう。そこへその男の子の母親がやって来て「ちゃんと見ててください!」と言われてしまい…。
■自分たちに自信がない…
何も言えなかったのは、ビックリしたのもあったけど、自分たちに自信がなかったからです。
息子が手を出すのは事実でしたし。見ているつもりだったけれど、防ぐことができないときもある。
「ちゃんと見てない」と言われても仕方なかったからです…。
■辞めたほうがいい?
「スイミングもうしんどいなー」「行くのやめようかなー」と、考えるようになりました。
みんなが迷惑に思ってるだろうなとしか思えず、そんな場所に行くのもしんどい…と。マイナス思考ばっかりになってしまって。
でも、楽しんでる息子を見て「誰のためにやめようとしてるんだろう?」って自分に問いかけるようになりました。