2023年11月09日22時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
優しいと思って結婚した夫は、妻を見下し、妻の不幸を喜ぶ人だった…!
1年の交際を経てゴールインした主人公のレイさんとトオルさん。しかし、結婚後3ヶ月頃から、目を輝かせて妻の仕事でのミスや失敗談を聞きたがるように…。
出産直後から、夫の実家に同居しはじめたレイさん。しかし、その生活は前途多難。トオルさんは相談しても取り合ってくれないし、義母は優しいけれど息子たちには強く言えない、義兄は何をしでかすかわからない…。
娘のためにも夫の実家でがんばらねば…と思っていたレイさん。しかし夫の「実家には一生帰らなくていい」という言葉に、ついに夫を敵認定。1万円を握りしめ、家を飛び出したのでした。あまりにも辛い状況とこの先の不安定な未来に、良からぬことを考えそうになっていたところ、ご近所さんに声をかけてもらい、母親に連絡することができたのでした。
このお話は作者・土井真希さんに寄せられたエピソードをもとに再構成しています。個人の特定を防ぐのため、脚色を加えてあります。
■前回のあらすじ
車でレイの話を聞いた竹さんは、実母に連絡したほうがいいと携帯を差し出す。久々に実母の声を聞いたレイは、涙が溢れて止まらなかった。その後、竹さんと母が話した結果、レイは飛行機で実家に帰ることになって…。
やっとお母さんに再会できたレイさん。本当によかったです。
実際に会った時もお母さんはレイさんの姿を見て号泣したようで…そりゃあ、そうですよね。幸せに暮らしていると思ってた娘がボロボロの姿で帰ってきたら心中穏やかではいられないはずです。
ひとまずレイさんと桃ちゃんの安全が確保されてよかった。
そして、お母さんの携帯にはトオルさんからの怒涛の着信が…!?