2023年07月30日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
仕事が始まるとストレスで日に日に顔色が悪くなっていったしろみ。そんな母が珍しくしろみを心配したので、職場での仕事内容を話すと、母は仕事をすぐに辞めるように言うのでした。
せっかく苦労の末決まった職場なのに
仕事内容最悪と言ってますが、潔癖症を拗らせてる私にとっては最悪だったので、他の同僚の方は普通に働いていました。私の心の問題です。
トータル3回くらい退職願出そうとしたんですけど全部拒否られたのですよね…。
母は昔から私が浮かない顔や元気がないとイライラしていました。きっとこの時もそれが原因で怒ってイラついていたのでしょう…。
今まではすぐに笑顔を取り繕っていたのですが今回ばかりはあまり笑う気にもなれませんでした。
毎晩部屋で寝る前に1人になる時が唯一私が自分の感情を思い切り表せる時間でした。
別に何も考えていないはずなのにこの頃は勝手にボロボロと涙が出る毎日。後からこれは体や心がヘルプのサインを出している証拠の一つだということを知ったのですが、この頃の私はなぜ無意識にこんなに大粒の涙が出てくるのか訳が分からず戸惑い、何とかして母にこの涙は見せまいと必死でした。