■前回のあらすじ
高校3年になり県外のA大学に興味を持ったしろみ。しかし、母は家から通えるB大学の推薦の話を進めようとしていました。しろみはなんとかA大学に進みたいのですが…。
そして三者面談当日…母に負けないぞと意気込みは十分!
センターとは、当時あったセンター試験のことです。
母の勢いに担任の先生も押され気味です。
やはり母には敵わないのか…、自分の意思が弱すぎるのか…。
こんな流されてる人間私以外にいるんでしょうか? 当時の私は自分の意思が表に出せなさすぎて、ふわっとした人間で、担任の先生からも『あんた大丈夫!? クラゲみたいよ! 骨入ってる? もっとピシ! としなさい!』なんて言われていました。