2023年06月29日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
24時間点滴生活で点滴をさせる場所がどんどんなくなっていき、とうとう利き手の手首に点滴をさすことに。しかし、痛みと出血により2日間でギブアップ。また、夜中に点滴が切れるとアラート音が鳴ることにも困っていました。
こんにちは、宝あり子です。
突然、妊娠31週で切迫早産入院となり、それからは心も体もつらい入院生活でした。
■分からない退院予定日
入院になったときに退院予定日は伝えられなかったので、先生に退院予定日を聞きましたがハッキリしたことは言われませんでした。
そのため入院当初は「1、2週間で退院できるかな」と思っていました。
しかし…。
トイレ以外、基本寝たきり生活なのにおなかの赤ちゃんの位置は下がっていました。
「赤ちゃんが下の方にいるから、内診したら刺激で陣痛きそうだから、内診もできない」と先生に言われていました。
入院してから1週間、2週間と過ぎていき…。
自分の状況では37週の正期産に入るまで退院はできない、と察しました。
37週に入るまで1日1日が長かったです。
そして、ついに36週に入り、入院中週に1回行われる妊婦健診がありました。
するとエコー検査で先生が…。
ずっと「下の方にいる」と言われていた赤ちゃんの位置がついに少し上がりました!
■入院中、知らなかった衝撃の事実
さらに先生は…。
「入院した当初は赤ちゃんの体重増えなくて心配してたけど、ようやく体重も増えてきた」と言いました。
入院中の妊婦健診では赤ちゃんの体重のことは言われませんでした。
また入院中、母子手帳は病院が保管。
私は赤ちゃんの体重が増えていなかったことを知りませんでした。
先生は入院して情緒不安定な妊婦には言えなかったそうです。
まさか赤ちゃんの体重が増えてなかったなんてショックでしたが、ようやく体重が増えてきたということには少し安心しました。
それから、先生が…。
突然「明日退院」と言いました。
このとき36週と2日目でした。
ずっと退院したくてたまらなかったけど、突然「明日退院」と言われたら、退院の準備もしていないので慌てふためいてしまいました。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。