2023年05月10日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
娘が幼稚園に入る前のこと。
私は毎日のように娘にひらがなとカタカナを教えていました。
育児中って周りの環境がすべてになりがちで、たまたままわりがそういう環境だったために、いつもひどく取り残されている気分になっていました。
特に一人目だったので、「本当にこれでちゃんと育てられているんだろうか」と常に不安がいっぱいでした。
そのことを夫に相談したこともありましたが、夫は「小さい頃からそんなことやらせても無駄だ。そんなことに使うお金はない」と言うし、当時専業主婦である私が反論できる雰囲気でもなく、「そうだね」とそれに従うしかありませんでした。
じゃあ、自分でやるしかない。というわけで、その日から自分が講師になり娘のひらがな練習を始めました。
親の私が言うのもなんですが、賢い娘なので3歳にしては飲み込みは早かったはずですが、もっと上の年齢の子の飲み込みレベルを求めてしまっていたと思います。
焦りのあまり、できないと仏頂面で教えていたと思います。
まわりの勉強熱心なお友だちを見ていて、「幼稚園に入るまでにひらがな・カタカナが書けないと」と躍起になっていましたが、全然そんなことはなく。
むしろ小学校1年生で習って書けるようになれば全然OK。
それに気づいた時には、娘は毎日の宿題に追われる生活を送っていました。
勉強は小学校に行くようになったらイヤでもつきまとってくるのだから、それまではもっともっと遊ぶことを優先したらよかったな、とそう思いました。今でも後悔しています。
そのためには、まわりに惑わされないようにしっかり見極めないとなと思いました。