2023年07月13日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
勤務先の形成外科へ通院することになった夫は、麻酔なしの処置に地獄の痛みを経験することに! さらに、加害者が無保険だと発覚します。
■加害者はまさかの無保険!
地獄の痛みを伴う通院が始まった頃、夫をひいた加害者が“無保険”であることが判明します。
警察によると、加害者は自賠責保険には入っているものの、任意保険には入っていない。
つまり、話し合いを保険屋さんに頼れないため、治療費や休業損害などの手続きを相手と直接やり取りしなければいけませんでした。
そのためには、まず、加害者に電話をして、話し合わなければいけないのですが…。
「こっちは年金暮らしの高齢者だぞ!」
「そんな年寄りからむしり取ろうとするのか!!」
電話に出るや否や、逆切れをする加害者。
あまりの勢いに、夫は身体の痛みに加え、心も折られていました。
■無気力になっていく夫の一方で…
手続きのための電話だと言うのに、一方的に感情をぶつけてくる加害者に、夫は無気力になっていきました。
しかし、その一方で私の怒りはフツフツと煮えたぎっていきます。
こっちは働き盛りの、一家の大黒柱だぞ!!
事故証明書で相手の住所氏名はわかっているため、殴り込みに行こうと思えば行ける…。
そんなことを思いつつ、必死にこらえる私でした。
皮肉にも、加害者は息子の通院で通りかかる場所に住んでいて、そこはうちよりもうんといいマンションの並ぶ地域でした。
次回に続く(全11話)毎日10時更新!
※本記事はあくまで筆者の体験談です。交通事故後の対応はケースによって都度異なります。詳しくは専門機関にご相談ください。