2023年07月22日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
成人して家庭を持った私と中学受験を振り返り、「申し訳なかった」と言う母。しかし、そもそも親子でまったく受験に対するベクトルが違ったのが原因だったのでは、と思っています。この母との会話で、ようやくつらかった中学受験が終わったのかもしれません。
勉強面でとてもつらかった小学校時代を送っていた私ですが、その息子はどうしているのかと言えば…。
■息子にはのびのびと勉強してもらいたい
さらに、息子は幼稚園の友だちと同じ学校に行けるのを喜んでいました。
うれしいことに息子は現在、そんなに勉強が苦ではなく(私は息子と同じ年齢の頃、勉強がすでにイヤでイヤでたまりませんでした)、今の環境がとても合っているのだと思います。
ところが最近…。
■私と同じ体験を息子がしないためには…
仲良しのママ友との会話で、「確かにそういう展開もないとは言い切れない」と思いました。
息子が対人関係に悩んだり、もっと学びたいと思ったら、息子自身が中学受験を選ぶかもしれません。
近い将来、もし息子が「中学校を受験をしたい」と言ったら、私のように「強要されるばかりで苦しかった」「大人になっても当時を思い出すと少しつらい…」とならないように、息子が行きたい学校を自ら探して、親子で協力し合い、本当の意味での親子の受験にしたい、と考えています。