2023年04月29日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
切迫早産入院中、さまざまなつらいことがありましたが、長女の変化についても悩みました。ママっ子だった長女がよそよそしくなってしまったのです。
こんにちは、宝あり子です。
■診察中に言われた言葉
よそよそしくなってしまった長女のことが気になり、長女と一緒にいたくて、早く退院したくてたまりませんでした。
長女の写真や動画を見てはメソメソしていたある日の診察中に…。
我慢できなくなって、先生に「退院したい」と言いました。
すると先生は「その気持ちも分かるけど…」。
そう言われてハッとしました。
■赤ちゃんを守れるのは自分
長女のことは私がそばにいられなくても、パパやおじいちゃん、おばあちゃんが守ってくれる。
でも、おなかの赤ちゃんを守れるのは私だけ…。
おなかの赤ちゃんも心配だったけれど、長女のことばかり考えてしまっている自分にようやく気がつきました。
長女と一緒にいたくて、早く退院したくて、メソメソしていた気持ちが吹っ切れた瞬間でした。
その翌週の診察時に先生と会うと…。
と言われました。
顔つきが先週までとは全然違ったそうです。
自分では気がつきませんでしたが、入院してからずっと気持ちも落ち込んでいて不安そうな顔をしていたみたいです。
こうして入院してから泣くことも多かった私ですが、ようやく気持ちが吹っ切れました。
■24時間点滴でボロボロな腕
しかし、「私はおなかの子を守るため入院を頑張る!」と気持ちは吹っ切れても、24時間絶えず点滴を続けている腕はボロボロでした。
点滴をしていて血管に限界がくると、点滴が漏れてしまい腫れる腕。
点滴が漏れたら看護師さんを呼んで、新しい場所に点滴を刺しなおしてもらうの繰り返しでした。
腫れた腕はとても痛かったです。
せっかく入院を頑張ると思えた気持ちも、「やっぱり早く退院したい…!!」と、腕が痛むたびに思ってしまいました。
※この体験記に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。