2023年03月09日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
正妻から「葬儀はこちらでやる」「愛人のあなたは他人」と正論をぶつけられるも、どうしても最期の別れをしたいと訴え、棺桶を一晩持ち帰ることになった明子。棺桶を前に整理しきれない想いが溢れて止まらず…。
明子おばちゃんと茂ちゃんが一緒にいるようになったのは、もう今から20年近く前のこと。その頃、明子おばちゃんは元夫の暴力から逃れて、幼い彰を抱えてひっそりと暮らしていたそうです。そこに光を灯したのが茂ちゃんでした。
籍を入れるかどうかを茂ちゃんに詰め寄ることもなく、「ただ一緒にいられたらいい」と過ごしていた明子おばちゃん。遺産のことなど全く触れず、ただ「茂ちゃんがもういない」ことに泣きくれるおばちゃんを見て、愛の深さを感じました。
でも、こんなことになるなら…籍を入れないにしても何か夫婦としての証明を残しておくことはできなかったのかな…。
※この漫画は実話を元に編集しています
(ウーマンエキサイト編集部)