2023年07月15日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
精神的に壊れてしまった私の成績はどんどん落ちていき、第一志望などもってのほか、第二・第三志望の学校も合格がほとんど見込めない状態に。そして、身支度中に、自分の体に異変が起こっていることに気づき…。
後頭部に違和感があった私は母に相談しました。
■慌てて私を病院に連れていく母
「ニキビでもできてる?」と思い、母にチェックしてもらうと、髪の毛が一部不自然になくなっていました。
ただごとではない! と慌てた母は、学校と塾に休みの連絡をし、私の手を引っ張って病院へと駆け込みました。
しかし、事前予約をしていないと精神科で診断してもらうのは難しかったです。
「とにかく何とかしなければ」と、母のかかりつけの皮膚科へと移動し、処置してもらいました。
■母の態度が一変した
「絶対に勉強させなければ」という勢いで毎日勉強を教えていた母が、私にまったく勉強をさせなくなりました。
学校と塾で勉強時間はそれなりに確保できていたものの、家での受験への歩みは完全にストップした状態になったのです。