2023年03月05日21時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
看護師のヒロカさんのお話に驚きまくった前回…さらに聞きたいことをズバズバ聞いてみました!
ーそもそもヒロカさんが腟ケアに興味を持ち始めたのはどういういきさつだったんですか?
ヒロカ:「私は20年以上の看護師キャリアの中で、それはもうたくさんの患者さんのオムツ交換や介助もしていたので…女性のデリケートゾーンを見る機会も多くて…その中で気づいたことがあるんです」
ほほぉ…!
1万人以上の女性のデリケートゾーンを見てきた人! そんな方にお会いする機会も今までなかったので興味津々でっす。
ヒロカ:「調べたわけではなく…私の主観なんですけど 同じような年齢、同じような病状の女性であっても、フェムゾーンをお手入れしてキレイに保っている人って不思議と見た目も若いような気がしてきたんですよ!」
ええええ!?ほんとですか!?
ヒロカ:「その後、病院勤務から美容皮膚科のナースとしてさまざまな経験を積んだんですが
例えば、同じ施術をするにあたっても生理周期から換算して『この時期に施術をすると効果が高くなる傾向がある』とか、逆に「この時期に施術をしてももったいないことになる可能性が高い」といったこととか
生理周期や女性ホルモンと『美容・健康』って、本当に密接につながっているんだということを、あらためて身をもって学んでいったんです」
カーーーッ!
なるほど!
たしかにそれはあり得るかも!
同じ化粧水や美容液でもすごく調子よい日もあれば、なんだか全然ピンとこない日もあって
そこには女性ならではの周期が関連しているのかもしれないですね。
ヒロカ:「そうなんです!
それと同じように、デリケートゾーンをお手入れしたり鍛えている人は、若々しく見えるなぁということに気付いたんです!」
なんと~~~!
私、最初は「怪しい」と思って疑ってたんですけど!
わたしも40代を迎えまして、これから更年期も乗り越えていかないといけなくなるでしょうし、
そんな中で、ヒロカさんのようなピチピチのお肌と、三松さんのようにハイパー元気な60代を迎えるためには…私は何から始めたらよいでしょうか!
ヒロカ:「まずは…基本のキから始めましょう!」
はい!なんですか!
ヒロカ:「まずは…ご自分のデリケートゾーンがどうなってるのかを知ることです」
え…そんなこと…!?
でも言われてみると…
たしかに…!私も知ってるようで知りません!
学校でも詳しくは習ってないですし、出産の時ですらきちんと教えてもらっていない気がします。
ヒロカ:「自分のデリケートゾーンを自分で見たことがないという方も多いんですよ」
わかります!!!
私も30代後半、家庭用脱毛器でVIOゾーンの脱毛を始めたのですが…実はその時初めて自分の股間を見たんです。
それまでまったく見たことがなくて、子どもを3人産んだのにも関わらず自分のデリケートゾーンを見たのは脱毛する時が初めてだったんです。
ヒロカ:「そうですよね。自分ではなかなか見る機会もなかったかとは思います。
でも、自分を知ることはとっても大事なんですよ。
既にご存知の方も多いかもしれませんが改めて図にするとこのような形になっています」
そういって、股間の模型をレストランでおもむろに取り出すヒロカさん(笑)
ちょっとちょっと~~~!
なんという模型を取り出すのよぉ~~…!
と言いつつも、とても真剣に医学的チックな模型だったので端から見るとまさかデリケートゾーンをおっぴろげてるとは誰も思わなかったはず…です(^^;)
うわ~~~…!!
こんな風になってるんですね…!初めてみました。
しかも、私、会陰の場所がここだということに今初めて気づきました(笑)
三回出産しましたし、実際に私も会陰切開されたのに、そもそも会陰がどこなのかわかってませんでしたの(笑)
ヒロカ:「腟周りはこのようにとても入り組んでいて複雑な構造になっています。
お手入れの仕方を学んでいくにあたっても名称など知っておいたほうが理解もしやすいですし、覚えるといいですよ
また自分のものがどのような構造になっているのか知ってケアするって大事です」
ヒロカ:「女性ホルモンは35歳頃から減少し始めますし、更年期を過ぎると急激に分泌が低下します。
その結果、これまで女性の体を守っていてくれた自浄作用が低下して、腟は萎縮したり乾燥したり、潤いがなくなって炎症を起こしやすくなっていきます。
腟周りは入り組んだ複雑な形をしているうえに、皮膚がとっても薄くて敏感な部位なので、意識して清潔にする必要があるんですよ
女性が健康で美しくいるためには、自分自身で腟を清潔にして潤いを保つ…つまり腟ケアが基本の「キ」なのです^^」
ツァ――――ン!!!!
これまでまっったく知らなかったパーツ「腟」!
こんな場所をケアするなんて思っても見ませんでしたが、目の前に現れたピカピカお肌のヒロカさんを見て
俄然やる気が出てきたのでした!
そして次回は「腟ケア・はじめの第一歩」をお伝えしたいと思います。
高林裕果さん プロフィール
フェムゾーンをケア&鍛える「FemRiss(フェムリス)」「FemDan (フェムダン)」Glad株式会社代表取締役社長
CITUCA開発者、腟衛生協会代表、腟衛生士、看護師、化粧品成分上級スペシャリスト、スキンケア講師
小児科、ICU、整形外科病棟など、最先端医療現場で経験を積む。その後、美容皮膚科、クリニックにて美容部門立上げなどに携わる。看護師キャリア22年。
現在は、自身の15年以上も続けてきたスキンケア・腟ケアの経験に看護師の知識をプラスし、トータルスキンケアシリーズの開発を行う。 私生活では、一児の母。美容に関しては「ヒロカに聞けばキレイになれる!!」とママ友界では有名。一目置かれる存在。