2023年07月14日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
受験に対して母と反対の意見を持っていた父は、私を不憫に思っていたのか受験勉強の合間に遊びに連れ出してくれました。しかし、いざ父に助けを求めようとしたら、父も私の味方ではないと発覚!
完全に精神面で崩れてしまった私の成績は落ちていくばかりでした。
時期的にも成績を落としている場合ではない、本番へのカウントダウンが始まるタイミングです。
■どんどん落ちていく成績
春先の模試でA女子中を狙えていたような高い成績は見る影もなく、第一志望のA女子中はおろか、第二・第三志望の学校もほとんど合格が見込めないような状態まで落ち込んでいました。
もちろん母はこのボロボロの結果に激怒し…。
優秀な友だちが目指す学校を引き合いに出しては、怒鳴りました。
友だちが受験する予定の名門校や御三家レベルの学校に匹敵するA女子中に合格しなければ、「恥ずかしくて学校に行かれない」とまで言われたことも。
レベルの高い学校の名前は、見栄を張るためのブランド品ではないのに…。
■ハードスケジュールとプレッシャーでついに!?
「もっと上の成績を出せるようにしないと」と怖い顔で言う母を前に、もう間違っても「受験を辞めたいだなんて言えない」状況でした。
この悲惨な結果が出た後、これまで以上のハードスケジュールに加えて、重すぎるプレッシャーとともに受験生活を続けていると…。
学校に行く前、身支度を整えようと洗面所の鏡の前に立ったとき、体に異変が起こっていることに気づきました。