2023年07月13日10時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
「中学受験を本当にしたいのは母」という衝撃の事実に気づき、精神のバランスが崩れた私。しかし、母に直接、何かを言う勇気も度胸もなく…。せめてもの反抗心で、受験の過去問をゴミ箱に捨てました。
■母とは反対の意見を持っていた父
私が過去にした幼稚園受験にも父は母と反対の意見を持っていました。
「電車に乗る必要があるくらい遠い場所に子どもを通わせる」ことが不安だったそうです。
しかし、母は父の反対を真っ向から否定し、「レベルの高い教育をしてもらうため!」と譲りませんでした。
これは小学校選びの際も変わらず…、
「小学校は幼稚園よりも遠くに行く!」と宣言した母を、父はどうにか止めようとしました。
ですが、母に「地元小は荒れているで有名な学校だ」という事実を述べられてぐうの音も出ず、私を私立小学校に通わせることをしぶしぶ承諾したのだと言います。
その結果、私立小学校に入学した私ですが、学年が上がっていくにつれて勉強が難しくなっていき、母の勉強方法はより厳しくなっていきました。
■父に助けてもらおうとしたが!?
そんな状況を少なからず「良くない」と感じていた父は、私をよく遊びに連れ出してくれました。
そして…。
私から母に直接言いづらかったため、父に助けてもらおうと思ったのですが…、
私の作戦は未遂に終わったどころか、実際は「父も私の味方ではなかった」という現実を突きつけられてしまいました。
一般的に「中学受験は親子の受験」と言われていますが、私にとっては「孤独な戦い」が決定づけられた出来事となりました。