2022年12月18日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■気の強い親子と一緒にPTAの役員をやることに
主人公の亜梨花は、小さい頃から母親に「迷惑をかけないように」ときつく言われて育ちました。そのせいか、ほかの人に迷惑をかけるくらいなら、「自分が我慢すればいい」と抱え込んでしまいます。しかし、言いたいことを言えない性格を見抜かれて、周囲から利用されることも。幼稚園のPTA会の終わりでも…。
役員決めの際、亜梨花だけ推薦で、もうひとりの役員になった美穂さんはクジで決まりました。ただ、美穂さんの娘の希恵ちゃんは気が強いことで有名。亜梨花は気の強い美穂さん親子と、この先うまくやっていけるか不安でいっぱいになります。
■厳しい母親の前でいつも萎縮していた過去
主人公の亜梨花は、幼少期に母親が厳しかったことを思い出していました。子どもの頃から厳しい母親の前でいつも萎縮していた亜梨花。盲腸炎で入院したときも、母親が「心配してくれた」という記憶はありません。そのため、子どもを生んでからは、「自分のように育ってはいけない」という気持ちが強くなり…。子どもにはあまりうるさく言わないよにしていました。しかし、そんな亜梨花の姿は、美穂さんの目には「子どものしつけができていない」と映ってしまったようです。ところが…。美穂さんの娘は、亜梨花の娘・奈菜が靴を揃えていないからと、捨てようとしたのです。そしてこの後、美穂さんの驚くべき過去が明らかに!
こちらは投稿されたエピソードを元に4月29日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。
■小さな頃から厳しく育てられた亜梨花に対して読者は!?
子どもの頃から厳しく育てられたため、自分の娘にはあまりうるさく言わないようにしていた亜梨花に対して読者から賛否両論のコメントがありました。
・三つ子の魂百までという格言の通り、幼少期の経験というのは大事だと思います。それが最も多く接することになる家族からの言葉となればなおさらのこと。
・自分の気に入らないことを全て「毒親」と簡単に決めつける風潮は、もうやめた方が良い。親子の日常の一部だけを切り取って見せても、それがその親子の全てでは、決してないと思う。その親なりに、一生懸命子どもを育てている場合もあるのだから。
・悪いけど細かく注意しない=躾に甘いと捉えられても仕方ないと思うし、それが嫌なら人前でくらい細かく注意すればいいと思う。
読者のコメントにもあるように「幼少期の経験は大事」ですよね。大人になってからも子どもの頃の経験の影響が残ることは、少なくありません。とはいえ、家庭により教育はさまざま。どの家庭の教育が正しく、どれが間違っているのか、親子の相性や子どもの性格などもあり、簡単には判断できない難しさがあります。次に、気が強い美穂さん親子に対する読者のコメントです。
・何勝手に人の靴捨てようとしてるんだよ、私なら子ども相手でもガチギレする。
・自分の子どもが完璧だとしても、本当に迷惑をかけられてもいないのに、他人の教育には口出しないなぁ。
・美穂さんのように こんな風に公平な気持ちで接してくれるママ友は有難いです。
最後に、読者が体験したママ友トラブルと家族の影響を受けた子どもがトラブルを起こしたエピソードをご紹介します。
・私も小学校のPTAでよく仕事を押し付けられました。役員の中ですごく当たりの強いママがいて、だんだん彼女の娘さんもママそっくりになって自分がトラブル起こしておいて全部人のせいにするので、親子揃って嫌われていました。
・クラスであるささいなトラブルがあった日、わが子の言うことだけ鵜呑みにして、あなたの子は嘘つきみたいだけど家庭環境大丈夫?そんなんじゃ家に帰るの嫌になるよ、しつけもちゃんとしたほうがいいよ、と言われてあんぐり。その後、うちの子との通学や遊ぶことも禁じてきた。
子どもは少なからず親の影響を受けて育ちます。そのため、なるべく良い影響を与えたいものですよね。「何が正しい」とは一概に言えませんが、その時々で、子どもの良い手本となれるように、最善を尽くすことが大切かもしれませんね。