■前回のあらすじ
未空が「話を聞いてほしい」と伝えても、これまで未空を支えてきたのに“強欲だ”という尊。それでも未空が「演劇をやらせてほしい」と訴えると、「子どもより演劇を選ぶの?」と言われてしまい…。
自分の夢と子どもを天秤にかけるなんて、考えたこともなかった。でも尊にとっては、私が演劇をやることと子どもとの生活はどちらかを選ばなければいけないものだったのです。
私はもう一度自分の夢を捨てようと思ったのですが…。
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