2022年11月28日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
料理が苦手な未空でしたが、結婚当初は尊のために一生懸命料理を作ってしました。けれども尊は「すべて僕がやってあげるから」と、その頑張りを受け入れてはくれなくて…。
舞台役者だった私は、結婚と同時に演劇を辞めました。そしていまは二児の母に。でも家事をする必要がなく、尊が帰るまでは娘たちの相手だけが私の日常でした。
ママ友たちとのランチ会によって普段以上に自分が何もできずに、夫に頼り切っている自分の姿を再確認する日となりました。
専業主婦で病気でもないのに家事をせず、夫が帰ってきて食事を作ってもらっている。ママ友たちに「羨ましい」「愛されている」と言われるたびに、少しずつ自分が削られていくような感覚に陥っていったのです。
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