2022年11月27日21時15分 / 提供:ウーマンエキサイト
恵美の夫は大学時代のサークルの3つ下の後輩です。付き合いはじめは、歳下っぽい無邪気さや甘えてくる感じがかわいかったのですが、結婚して子どもが生まれてからも…。
■父親になった自覚がまるでない夫
「父親」になったという自覚がまるでない夫。以前と変わらず恵美に甘えたがり、家にもうひとり“大きな子ども”がいるような気分に。
■夫はいないものとすることに…
その日の帰り道、高校時代の友だち、紀香の「夫が育った」という言葉が脳裏をよぎる恵美。しかし、不安だらけの毎日は嫌だけど、自分にはそんな余裕はないと悩むのでした。目の前に夫がいるとつい「協力してよ!」と思ってしまいますが、夫が「いないもの」とすれば、ストレスがたまらないと気づいた恵美。なるべく夫の雄大に関わらないように過ごすことに。ですが、この後の出来事により、恵美の気持ちが揺らぎ始めます…。
こちらは投稿されたエピソードを元に9月17日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。
■父親としての自覚がない夫に読者は!?
父親としての自覚がまるでなく、美香に甘え続ける夫に対して読者から辛辣なコメントが多数寄せられました。
・20年以上前、公共広告機構のキャッチコピーでこんなのがありました。 「子育てしない男を、父親とは呼ばない」今でも通じる真理ですね。
・だいたい、何で大人の男を育てないとダメなのよバカらしい。ホントバカらしい。
・今どきこんな男いるんですか? まあ大多数の男は、妻を母みたいに思いたい願望はあると思うんですが… 現実問題難しいですよね… 。こんな夫を好きでいれる妻なんていないでしょ。
・子育ては親の責任だけど、夫を育てるのは妻の仕事じゃないわ。いない方がマシの夫かと。
読者のコメントにあるように「夫を育てるのは妻の仕事じゃない」ですよね。ただでさえ子育てで忙しいのに、夫まで育てる余裕なんてないですよね。子育てを通して、夫婦ともに「成長」していくのならわかりますが、夫を「育てる」という発想には違和感を覚えます。次は、夫になるべく関わらないようにすることに決めた美香に対する読者のコメントです。
・これは結婚してからもずっと甘やかしていた奥さんも悪いと思った。子どもが産まれたからってすぐにできるようになるわけじゃないから、せめて妊娠した時から一緒にやりながらレベルアップさせるべきだったと思う。ちなみに子どもが産まれてからも旦那さんに愛情を伝える事はできるんだから、いきなり見向きもしなくなるのは流石に可哀想だと思った。
・こういうお父さんがいるんだな…と思いながら読みました。女性は出産を経験した分、男性よりも親の自覚が芽生えやすいのでしょうか。大変だとは思いますが、ご主人が少しずつパパとして成長していく様子を見て行くのも、一つの楽しみと思うしかないかもしれませんね。
最後に、父親としての自覚がまるでない父親のもとで育った読者の友人の体験談をご紹介します。
・友人の話ですが、彼女が子どもの頃遊んでくれない父親よりも遊んでくれる叔父に懐いてたらしいです。 そうしたら、父親が叔父(自分の弟)に嫉妬して、もう家に来させるな!と言ったそう。でも、父親は嫉妬するだけで相変わらず自分の好きな事しかしない。なので、コッソリ叔父さんに遊んで貰ってたとか。「お父さん、勝手なんだよね。まぁ、いざというときは頼りになるからトントンかな? 」と言っていましたが。
最初からパパとしての自覚を持ち、育児に協力的な男性であれば、問題ないのですが、そういった男性ばかりではないのが現状です。そのため、夫が「パパ」として成長していけるように、妻が多少、試行錯誤して育児の大変さを理解してもらったり、知識が得られる状況を作っていく必要があるのかもしれませんね。