2022年12月24日17時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
泣いて謝るワル美は、ようやく自分のこれまでの行いを理解したようでした。一方、これまではワル美の言葉に一喜一憂していたモモ。しかし、今は自分にとって価値あるもの(友達)を手に入れることができたのでした。
■それぞれの道を歩む2人
■忘れていても、ふと思い出す瞬間
その後、ワル美一家は引っ越してしまったので、ワル美に何があったのか、どうしてこうなったのか、現在どこで何をしているのか全くわかりません。
しかし、いじめは記憶として心に刻まれる傷を残します。
「自分はダメなやつなんだ」
「自分はブスなんだ」
「自分は価値のない人間なんだ」
こんな思い込みをその人の深い部分に残すことになる。
だから、いじめは怖いことなんです。
そして、関わった人にも傷を残す。
「守れなかった」
「あの時こうしていれば」
「もっと他に方法があったのでは?」
ふとした瞬間に出てくる、消えることのない傷を残すことになるんだと思います。
次回はいよいよ最終回です。