2022年12月08日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
■前回のあらすじ
制服採寸の日。スラックス選択に心配がある私は、担当の人から「選ぶのは娘さんです」と助言されハッとして…。実際にスラックスを試着すると、低身長だからこその問題が発生。しかし試行錯誤して解決するのでした。
■長女の意思は固い!
長女タマ子は履いてみたかったスラックスを試着。正直ダボっとはしておりましたが、本人はスラックスを気に入ったらしい。
でも、やっぱりスカートも…と気になり、試着してもらうことになりました。
タマ子は、TPOで使い分けるならスカートもありと考えているタイプ。
ただし、「スカートはめんどくさそう」「足が寒そう」「ズボンが落ち着く」というのが主な理由のひとつで、性別の違和感というのはないそうです。
やはり、心は固いようで…!
採寸担当の方から「決めるのは本人」との助言もいただき、ここまでスラックスに心を決めているタマ子の意見を変えるつもりはない。
でも、どうしてもよぎってしまう…、あの時代、私の過去の悲しい記憶…。
■私の過去の記憶がよみがえる
私が不安になるのは、自分の中学生時代の経験から。
波に乗れないものは脱落だし、目立ち過ぎてもヒソヒソ言われる。「目立たないけどみんなと同じちょうどいい加減」を求められました。
今は昔よりだいぶ良くなっていると信じたいけれど、実際にスラックスを選ぶ人が極端に少ないのは、まだまだ過渡期なんだろうなと思ったから。
自分も安心して、タマ子も安心して学校に通ってもらうには…。
■悩んだ末に見つけた着地点
小学6年生はまだまだ個人差が大きくて、今は人目が気にならなくてもこれから変わる可能性もあります。
ベストや靴下ポロシャツ、スクールバッグや体操服、通学アイテムその他いろいろ中学準備はお金がかかる…。我が家は姉妹ふたりとも新しい自転車も買うので、正直どうなるかわからない制服をふたつずつ買うのは悩ましかったです。
そこで思いついたのが、この方法。
まずは心配な新学期を乗り越える! そのために両方買って、その後必要なものを買い足すという流れです。
スカートはいわば保険ですので強制ではありません。頑としてタマ子がスカート履かないとなればそれならそれで全然いいのです。スカートに履きかえることなく、楽しく通える中学校でいてほしいなと願っています!
スカートは夏涼しいからたまには履いてみてくれたらいいな…と思ってる母なのでありました。