■前回のあらすじ
親友の藍子から、「翔と別れて夫を選んだことには理由があるはず」と言われた美沙。あらためて考えてみると、夫は無口ながらもずっと自分を見守ってくれたことに気付いて…。
私のことを心配してくれて、その時に「欲しい言葉」をくれた翔。その翔の言葉にすがりそうになっていた自分の弱さに本当に嫌気がさしました。元カレという理由だけで、どうしてそんなことをしてしまったのか…。
これ以上翔を傷つけることも、そして自分を甘やかすこともしたくなかった私は、電話で一方的に翔に別れを告げたのです。でも私は人を裏切っていたという代償の大きさにまだ気づいていませんでした。
(ウーマンエキサイト編集部)