2022年09月22日12時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
こんにちは!あん子です。
朝晩、鈴虫の声が聞こえるようになり、だいぶ秋めいてきた今日この頃。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、4歳娘の初めての虫取り体験のお話です。
コロナが収束しないまま自宅で自粛生活を続けるうちに娘と外に出かける機会が少なかったこの数年…。今年こそは…! と虫取り網を持って、初めての虫取りにチャレンジしました!
■幼い頃楽しんでいた虫取りを娘と一緒に!
小学生の頃の私は外遊びが好きで、セミ、クワガタ、カブトムシ、バッタにカマキリ、蝶々などいろいろな虫を捕まえていました。
虫取りなんて何年ぶりだろう…。娘も初めての虫取りに前の晩から「早く行きたいな~」と言い、ふたりでワックワクッ!
さすがに真夏の昼間に虫取りするのは熱中症の危険があるので、早朝、公園へ向かいました。
公園に着くとさっそく発見!
でもセミも、人間がすぐ手の届く場所にはいないんですよね。娘が虫網を持って捕まえようとするも、なかなか捕まえることができません。
するとものの数分で…
公園の遊具で遊び始めてしまいました。
うーん。そうきたか…。でも、せっかくなら虫取りを経験してほしい。
娘に「少し遊んだらまた虫取りしよう!」と声をかけると、「わかったー!」と元気な返事が。
しばらくしてまた虫取り再開!
よく見ると木の幹の色と同化したカミキリムシや蟻の大群もいました。「たくさん虫がいるな~」と感心していると、ちょうどいい高さにセミが…! チャンスっ!
そーっと近づいて、パシッ!
さぁここからが本番!
見て、聞いて、触って…、五感で虫を感じるチャンス!
「見ててよ! お母さんね小学生の頃、セミを捕まえ過ぎてお友達からセミ娘って呼ばれていたんだから!」
今となっては謎のあだ名をつけられていたどうでもいい情報を伝えながら、娘の前で網の中にいるセミを掴もうすると…
怖っーーー!! いや、もう何、この暴れよう…!
ってセミの方こそ「あんた怖いよ!」ですよね。
そんな自分にビックリさせられた直後、同じ虫網を持った女性に話しかけられました。
先ほどの私の様子を見ていたのか、それとも見ていなかったのか…。「セミを掴むことはできますか?」と唐突に聞かれ…
「このセミ、虫網から全然離れないのよ」と言って、「ブンッブンッ!」と虫網を振り回すものの、本当に一向に虫網から離れないセミ。
なぜだろう…。不思議だ。
「……」
虫を掴めない者同士の沈黙が少し続いたあと、女性とその子どもと思われる2、3歳くらいの男の子の親子は、川の方向へ向かっていきました。
私もですが、いざ子どもと虫取りに行っても虫を触ることができない親もいるものだな、と思った出来事でした。
■事件発生! 娘が号泣!?
私たちはその後、気を取り直して「もう一度セミを捕まえよう!」と木の方向へ歩き出しました。すると、事件が…。
少し先を歩いていた娘が「ギャーーーー!!」号泣し出したのです。
急いで娘の近くに行き、「どうしたの? 大丈夫?」と聞くと…
「クモの巣が口に!! もうイヤーー!」
と大絶叫!
「お母さんもたまにあるよ。へこむよね、クモの巣トラップ。でも何事もなくてお母さん、安心したよ」と言っても、「無理! もう虫取りなんて二度としないから!」と娘は大激怒。
そこでこのまま無理やり虫取りさせるのもダメかなと思い、その日は帰りました。
数週間経った後、娘に「今度は虫取りツアーに参加してみる?」と聞くと、「いいね! 行く行く!」と前回のクモの巣のことはすっかり忘れているのか、前向きな返事が戻ってきました。
虫は想定外の動きで驚いたり、不思議に思うこともたくさんあって、「もっと知りたい!」「捕まえられるようになりたい!」と自分から学び、調べ、触って確認もできるもの。
だから虫取りは、子どもの感性を育てるうえで大切な体験であると思います。
来年こそは、セミを触れるようになる!
それが私の来年の抱負です。娘といろんな生き物を触る体験をこれからもしていきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!