2022年09月16日06時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!
8歳と4歳の姉妹を育てております、ぴなぱと申します。
今回はこの春、年中さんに進級したわが家の次女・まめちゃんがひらがなを覚えるまでのお話です。
時をさかのぼって、次女が年少さんの頃。時期的には年少さんが半分ほど終わった、秋か冬ごろだったと思います。
子どもあるある(…と私は思っている)、“お手紙交換”の文化が早くも始まりました。
年少さんになったとはいえ下の子ということもあり、私からしたら次女はまだまだ赤ちゃん。
その次女の同級生が、もうひらがなを書けるということにかなり衝撃を受けました。
確かに思い返してみれば、長女も年少さんくらいから字を覚え始めていたかもしれない。
一方次女はというと、その時点でまだ文字を書けないどころか、読める字もほとんどありませんでした。
3月生まれのため、同級生と成長の差があるのはこの年齢では仕方ないと思っています。
でもそのことで、今後次女が劣等感を感じるようになってしまうかもしれないと思い、少しずつひらがなの練習を始めてみることにしました。
まずは定番の、あいうえお表。お風呂に貼れるタイプのものを用意し、入浴中に教えるようにしました。
長女の時はこれである程度のひらがなを覚えたのですが…
「あ」ならアイス、「う」ならウサギというようにひらがなと一緒にイラストが描いてあります。
しかし次女はそのイラストで覚えてしまい、どうもひらがなの方には目が行っていない様子。
では書きながら覚えたほうがいいのかと、お友達にもらったお手紙を参考に書き方の練習をしてみることに。
しかしこれも、「点線をなぞる」という意味が次女にはまだ理解できず、運筆自体もまだうまくできなかったため、なかなか文字っぽくならず。
同じく書いて覚える方式で水で書ける練習シートも使ってみたのですが…
これはこれでなぞらなくても文字が浮き出てしまうので練習にならず。
どちらも方法としては悪くないと思いますが、次女に関していえばあまり合っていないように思いました。
そうこうしているうちに、次女は年中さんに。いよいよ周りには字が書ける子が増え、少し成長した次女自身もそのことに気付き始め…
心配していた通り、自信を失いつつある状況に。
ただそのおかげで、本人の「覚えたい」「書きたい」という気持ちも大きくなってきました。
もらったお手紙は私が読み、お返事も私が一緒にペンを持って書いていました。
しかし、自分で読んだり書いたりしたいと言うようになりました。
それまでの練習方法も続けていましたが、覚えたい気持ちが出てきてもそこはなかなか効果が出ず。
そこで、ひとまずお手紙さえ書ければと思い、一文字ずつ使えるマグネット式のあいうえお表を使ってみました。
なぞるのではなく、見ながら書き写すのでそれまでの方法より難しいかと思いきや、これが意外にもヒット。
書きたい文字を並べてあげればそれを見ながら1人で書けるようになり、文字を並べる作業も少しずつ自分でできるようになり、そこから1、2ヶ月ほどで…
何も見ずに1人でお手紙が書けるように。
お手紙でよく使う文字以外はまだ見ないと書けないものも多いですが、読みに関してはあまり使わない字も含め、ほとんどのひらがなを読めるようになりました。
さらに、そうして苦戦しながら習得した次女のひらがなは、不思議なことに。
本人の気質から来るものなのか、見本を見ながら正しい形を覚えていったおかげなのかはわかりませんが、このまま小学校でも通用しそうな文字を書けるようになりました。
長女の場合は覚えるのは早かったものの、小学生になってから修正が必要な字も多かったので、次女はその点今後が楽になるかもしれないなと思っています。
いずれは書けるようになるものだと思うので、どちらが良いということではないですが。
なによりお友達とのお手紙交換が楽しめるようになったので、よかったなと思っています。