2022年09月28日07時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
この漫画は書籍『君の心に火がついて』(著者 ツルリンゴスター)の内容から一部を掲載しています(全10 話)。
■前回のあらすじ
42歳、独身で古株の田代美晴、ある日、部長から女性管理職への昇進の話がやってきたが、その意図はスキルではなく、女性管理職という看板がほしいというもの。古い企業体制に息苦しさを感じつつ、見て見ぬふりをしてきた美晴。だけど、こんな惨めな自分ではなく、本当はかっこいい自分でいたい。そう呟くと「それが美晴の火だね」と焔に言われたのでした。
本当はずっと息苦しい…でも昇進は受けることに決めた
うちの会社では女が上を目指すことはとても難しい…だから
まずは成果を出さなければ
部長の苦労は私には関係のない話
うちの会社で女性が上を目指すことは、男性よりも超える壁がずっと多い。
職場で陰口を言わても、部長に八つ当たりされても、美晴は自分自身のために仕事をすることを決意するのでした…。
『君の心に火がついて』
著者 ツルリンゴスター (KADOKAWA) 1,650円(税込)
夫のモラハラとワンオペ育児に苦しむ主婦、古い体質の会社で戦う女性管理職、メイクをする少年、恋愛に違和感を持つ女子高生、60歳からの新しい恋など…自分の気持ちに蓋をしてきた主人公たち。そこへ人間の心に灯る“火”を食べて生きる妖怪・焔(ほむら)が現れ、彼らに変化を生み出していく8つの物語。人気作家・ツルリンゴスターの連載漫画、待望の書籍化です!