■前回のあらすじ
会うことを拒まれていた勇人の母から「会いたい」と言われ、義実家を訪ねた咲希。そこで「本当に一緒にいたい人といるべきよ」と言われた咲希は、帰宅し双子を抱きしめながら自分の気持ちを確認するのだった。
私がいなくなってしまうと思ったのか、顔をみた途端泣き出してしまった双子の娘たち。そして私が出て行かないように、玄関に寝ると言い始めて…。
ずっと自分を責め続けていた私…それは自分のことばかり考えていただけでした。でもそんな私でも必要としてくれる娘たち、そしてずっと私が今の家族に目を向けることを待ってくれていた夫。そんな家族のために私は前を向くことを誓ったのです。