2022年09月11日09時00分 / 提供:ウーマンエキサイト
キーちゃんがふりかざした手によってケガをした弟は、病院へ。その診察結果を家で私やキーちゃんはドキドキしながら待っていました。キーちゃんは起こった出来ごとにショックを受けて下を向いていました。
もちろんキーちゃんは弟をケガさせようといった悪意があったわけではありません。でも人をケガさせてしまったことは事実。キーちゃん自身もいけないことをしたという気持ちがあることはわかったので、どう話せばいいのか悩みました。
そして私は静かに次のように伝えました。
そういうとキーちゃんが泣きそうになりながら頷きました。
そして検査結果は…
弟とはいえ、自分の子どもがしてしまったことが本当に申し訳なくて…。それに小さい子どもでも大人を骨折させてしまう力があることに衝撃を受けました。そしてもしこれがお友だちだったとしたら…。
今回の件は、私たち夫婦が、子どもたちに遊びでの力加減についてきちんと理解できるように伝えていなかったことが、一番の問題だと思います。これまでも大人側がコントロールしているとはいえ、子どもたちは普段から遠慮なくごっこ遊びを仕掛けていたので、そのときに声をかけていればよかった…。
そして結果として、子どもたちは「大人には手加減をしなくていい」と間違った思い込みをさせてしまったと思います。
やんちゃな男子がふたりなので、また同じようなことが起こるかもしれません。今回も何度も言い聞かせましたが、これからも伝えていこうと思っています。
そしてヒートアップしがちなふたりを、きちんとセーブをかけられず、結果的に弟にケガをさせてしまった自分自身も反省しました。
また子どもたちには万が一の時に備えてこども保険に加入していました。そこで今回申請したことにより、無事に治療費とお見舞い金が支払われました。
ケガをした弟は、「いろんな人から『どうしたんですか?』って話しかけられて知り合いが増えた(笑)」と言ってくれて本当に救われました。
今回のことで、子どもたちは人にケガをさせてしまう行為は、相手はもちろんですが自分自身も傷つくことなのだとわかったと思います。
自分のせいで誰かがツラい思いをすることをしてはいけない。これをわかってくれればと思っています。
とはいえこんなことは2度と起こってほしくないので、私も子どもたちに伝えることを忘れず、そして男の子ふたりの遊びを見守っていきたいと思っています。