2025年08月25日07時00分 / 提供:E・レシピ
口に入れた瞬間、ホロッと溶けるような食感の「ホロホロチキン」は、旨味が広がる至福の一品。
鍋に材料を入れたら、あとはほとんど手間いらずで完成! ほかのメニューと並行して作れるのも人気のポイントです。
そこで今回は、ホロホロチキンのレシピ4選をご紹介。忙しい方にもおすすめの、電子レンジや圧力鍋を使った時短レシピも登場します。
【電子レンジで下茹でラクラク】しみしみ大根とほろほろ手羽の煮物
大根と手羽元の柔らかさと、トロミがついた煮汁がたまらない一品。大根の下茹では電子レンジで完結するので、洗い物も少なくて済みます。卵やこんにゃくを入れて具だくさんにアレンジするのも◎。一度冷まして味をしみ込ませると、よりおいしさがアップします。ぜひお試しください。
しみしみ大根とほろほろ手羽の煮物
【材料】(4人分)
大根 1/2~2/3本
鶏手羽元 8本
ショウガ 2片
だし汁 600ml
酒 大さじ 4
みりん 大さじ 2
砂糖 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 4
片栗粉 大さじ 1.5
水 大さじ 3
【下準備】
1、大根は皮を厚めにむき、4~6つの輪切りにしする。水に通し、ぬれたまま耐熱容器に重ならないように並べ、電子レンジで8~10分加熱する。水に取りサッと洗ってザルに上げる。
時間のかかる大根の下ゆでも今回は電子レンジで時間短縮!
2、鶏手羽元は水洗いして骨の際に切り込みを入れる。
3、ショウガは皮をむき、1片は薄い輪切りに、1片は細切りにして水に放ち水気を切って針ショウガにする。
【作り方】
1、鍋にだし汁、<調味料>、薄い輪切りのショウガを強火にかける。煮立ったら鶏手羽元を加え、再び煮立ったら大根を加える。
2、煮立ったら、落とし蓋をして中火にし、常に軽く煮立っている状態で20分以上煮込む。
3、混ぜ合わせた<水溶き片栗>を加えトロミをつけ、煮汁ごと器に盛って、針ショウガをのせる。
【後味さっぱり】チキンのしょうゆ煮
ご飯のおかわりが止まらない、甘辛味の煮物です。後味さっぱりで、暑い日にも最適。じっくりと煮込んだ鶏肉はホロホロで、お子さんでも食べやすいです。下に敷いたホウレン草にも煮汁がしみ込み、最後の一口までおいしさが続きます。
チキンのしょうゆ煮
【材料】(2人分)
鶏手羽元 6~8本
グリーンアスパラガス 1~2本
水 250~300ml
ショウガ 1/2片
白ネギ(青い部分) 1本分
酒 大さじ 4
みりん 大さじ 1
砂糖 大さじ 1
しょうゆ 大さじ 2
薄口しょうゆ 小さじ 2
米酢 40ml
ホウレン草 1/2束
白ネギ 8cm
ミツバ 1/4束
プチトマト 4個
【下準備】
1、鶏手羽元は水洗いし、キッチンペーパー等で包んで水気を拭き取る。
2、グリーンアスパラは根元のかたい部分を切り落としてハカマを取り、分量外の塩を入れた熱湯でサッとゆでて水に取る。粗熱が取れたら水気をきり、長さ4cmの斜め切りにする。
3、<だし>のショウガは皮をむいて薄切りにする。白ネギの青い部分は水洗いする。
4、ホウレン草は水洗いして、たっぷりの熱湯でゆで、水に取って粗熱が取れたら水気を絞る。根元を少し切り落として長さ4cmに切り、器に広げておく。
5、白ネギは長さ4cmの白髪ネギにする(長さ4cmに切り、縦に切り込みを入れて1枚に開く。細切りにして水に放ち、軽くもみ洗いして水気を絞る。芯の部分は汁物等にお使いください)。
6、ミツバは水洗いし、根元を切り落として長さ4cmに切り、白髪ネギと合わせる。
7、プチトマトは水洗いし、ヘタを取って縦半分に切る。
【作り方】
1、鍋または深めのフライパンに水を入れて強火にかけ、煮たったら<だし>の他の材料を入れる。再び煮たったら鶏手羽元を入れて、アクが出る場合はアクを取る。
2、<調味料>の材料を加えて落とし蓋をする。煮汁が全体に広がり、吹きこぼれないくらいの火加減で煮汁が半量になるまで煮込む。
3、煮汁が少なくなってきたら、鶏手羽元を寄せてグリーンアスパラを煮汁にからめる。ホウレン草を敷いた器に盛り合わせ、煮汁をかける。白髪ネギをのせ、プチトマトを飾る。
【圧力鍋で時短】鶏手羽元のプルーン煮
圧力鍋を使えば、短時間で煮物が完成。プルーンを一緒に煮ることで、肉がより柔らかく仕上がります。甘みとコクのバランスが絶妙! ツヤツヤとした見た目が華やかで、おもてなしにも使えます。
鶏手羽元のプルーン煮
【材料】(2人分)
鶏手羽元 8本
プルーン(ドライ) 8個
酒 大さじ 1
砂糖 大さじ 2
しょうゆ 大さじ 2
【作り方】
1、圧力鍋に全ての材料を入れ、肉が半分隠れるまで分量外の水を入れ約200~300ml、強火にかける。圧がかかったら弱火にし、約5分加圧する。
プルーンは80gを目安にしています。
2、圧が下がってから蓋をあけ、肉を裏返して煮汁が半分量になるまで煮詰め、器に盛る。
【このレシピのポイント・コツ】
圧を下げる時間は、調理時間に含まれていません。急ぐ場合は、上から水をかけ、圧が下がったことを確認してから蓋をあけて下さい。
【まろやか&旨味たっぷり】手羽先の豆乳スープ
手羽先の旨味たっぷりの豆乳スープ。スープに溶け出したコラーゲンも丸ごと摂取でき、体の内側からキレイに導かれそうです。手羽先は骨の際に切り込みを入れておくのがコツ。身がほぐれやすくなります。
手羽先の豆乳スープ
【材料】(2人分)
鶏手羽先 4本
ジャガイモ 1個
酒 大さじ 4
水 400ml
顆粒チキンスープの素 小さじ 1.5
豆乳 200ml
塩コショウ 少々
【下準備】
1、鶏手羽先は水洗いして水気を拭き取り、関節で切り離して骨の際に切り込みを入れる。
2、ジャガイモは皮をむき、幅5mmの半月切りにする。水に放って水気をきる。
【作り方】
1、鍋に<スープ>の材料、鶏手羽先を入れて中火にかけ、煮たってきたらアクを取り、フツフツ煮たった状態で10分煮る。ジャガイモを加え、さらに7~8分煮る。
2、豆乳を加えて塩コショウで味を調え、煮たつ直前に火を止めて器に注ぐ。
ごちそう感満載! ホロホロチキンは家族みんなが喜ぶ
手軽に作れるのに豪華見えするホロホロチキンは、食卓の主役にぴったり。手羽先や手羽元など骨付き肉を使うことで、その旨味が煮汁やスープに溶け出し、ワンランク上の味わいに。
骨の際に沿って切り込みを入れておくと、身離れが良くなって一段と食べやすくなります。小さなお子さんからご年配の方まで、家族みんなで楽しめるのも魅力です。
今回ご紹介したレシピで、ホロホロ食感&旨味たっぷりの一皿を作ってみてくださいね。
(Lily-bono)