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ソーセージだけじゃない【ドイツ料理】のレシピ7選!定番ザワークラウトの作り方や特徴・歴史も解説

2024年03月13日07時00分 / 提供:E・レシピ

ドイツ料理と言えばソーセージを思い浮かべる方が多いでしょう。ソーセージをはさんだパンを食べながら、ビールを飲んでいる光景は、ドイツらしいですよね。

ドイツでは寒い冬を乗り越えるため、ソーセージ以外にもさまざまな食材を保存して楽しむ食文化が発展しています。

今回は、ドイツ料理の特徴や歴史に加えて、ソーセージの付け合わせの定番ザワークラウトの作り方のほか、おすすめのドイツ料理レシピをご紹介します。

軽食などで簡単に食事を済ませることの多いドイツの料理は、気軽に作れるものが多くて取り入れやすいので、ぜひチェックしてみてください。
 
■ドイツ料理の特徴・歴史
ヨーロッパのほぼ中央に位置するドイツは、冬が長く厳しいため、食材を保存するための工夫が凝らされた料理が発展してきました。ソーセージはその代表で、地方ごとにさまざまな味わいのソーセージが存在します。

その昔、農村部などでは秋が深まると飼っていた豚を加工し、ソーセージや塩漬け肉などを作って長い冬を越すために利用していました。また、ソーセージの付け合わせにぴったりのザワークラウトやピクルスなども、ドイツの食卓には欠かすことのできない脇役です。

これも作物がとれない冬の貴重なビタミン源として、昔から広く親しまれてきました。

もうひとつドイツ料理で忘れてはならないのが、パンです。ドイツのパンは世界一種類が豊富だと言われるほどで、特に黒っぽい色のライ麦パンが有名です。ライ麦は寒冷地での栽培に適しており、ドイツの気候に合っていたため、たくさん栽培されてきました。現在は白い小麦のパンもありますが、ライ麦パンは栄養価が高く、健康に良いとされているため、変わらず人気があります。

ドイツでは、夕食は火を使わないシンプルな料理が一般的で、パンにソーセージやハム、ザワークラウトなどをテーブルに並べ、自分で取り分けて楽しむのが定番です。これは家族とのリラックスした時間を過ごすために、家事にはあまり時間をかけないようにする工夫。このすてきなドイツの食文化を、ぜひ取り入れてみたいですね。

■ザワークラウトの作り方
本場ドイツのザワークラウトはキャベツと塩だけで発酵させて作りますが、こちらはリンゴ酢を使って手軽に短時間で作れるレシピです。マヨネーズで和えるので酸味がまろやかになり、子どもでも食べやすくなります。ぜひソーセージと一緒にお試しください!

ドイツ料理の基本!本格ザワークラウト レンジで簡単やみつきに!

【材料】(4人分)

キャベツ 1/4個
紫キャベツ 1/8~1/4個

  リンゴ酢 大さじ 4
  砂糖 小さじ 1
  塩 小さじ 1
  ローリエ 2枚
  キャラウェイシード 少々
マヨネーズ 大さじ 2~3
粒コショウ 適量

【下準備】

1、キャベツと紫キャベツはせん切りにし、合わせて水に放ってザルに上げ、耐熱ボウルに入れる。

【作り方】

1、キャベツを入れた耐熱ボウルに<調味料>の材料を加えてよく混ぜ合わせ、ラップをかけて電子レンジで2~3分加熱し、そのまま置いてしんなりさせる。電子レンジは600Wを使用しています。

2、食べる直前に軽く汁気をきってマヨネーズで和え、器に盛り、粒コショウを散らす。

■サラダからデザートまで! ドイツ料理のレシピ7選
・カボチャのドイツ風サラダ

爽やかなヨーグルトソースがカボチャの甘みを引き立て、酸味と甘みの絶妙なハーモニーが楽しめるホットサラダ。カボチャは電子レンジでやわらかく加熱してつぶすだけなので簡単に作れます。スライスしたドイツパンにのせても美味しいですよ。

・簡単! ビールに合う定番ジャーマンポテト

ジャガイモとウインナーを炒め合わせて、塩コショウで味付けするだけで完成です。ウインナーの風味がホクホクのジャガイモによく合います。お好みでカレーパウダーを振ると、スパイシーな味わいになり、ついついビールが進んでしまいます。

・おうちで焼けるドイツパン♪もちもちプレッツェル

ふっくらやわらかい食感の、パンタイプのプレッツェルレシピ。通常、プレッツェルは苛性ソーダ溶液に浸けてから焼くことで、独特のつやを出していますが、手重曹で代用できます。キレイなこげ茶色のパリッとしたプレッツェルが家でも作れるなんて驚きです。

・ブレッチェン

ドイツで朝食によく食べられている、シンプルな白いパン。発酵には時間がかかりますが、身近な材料で作れます。ふわふわの素朴な味わいで、スープや煮込み料理に添えるのはもちろん、ソーセージや野菜をはさんでも◎です。

・チョコプレッツェル

ホワイトチョコレートをかける、スナックタイプのプレッツェル。カリッとしたビスケットのような生地は、ゴマの風味が効いた少し塩気のある味わいで、ホワイトチョコレートと合わさると甘じょっぱさがくせになります。形もかわいいのでプレゼントにもおすすめです。

・ベルリーナー

ドイツでは大みそかやカーニバルのときによく食べられる、軽い食感のドーナツのような揚げパン。中にはジャムがたっぷり詰まっていて、表面には粉砂糖がまぶしてあるため、しっかりした甘みが感じられます。お好みのジャムでアレンジを楽しんでください。

・春のダッチベイビー

ドイツ風パンケーキのダッチベイビーは、スキレットを使ってオーブンで焼き上げるので、作るのがとっても簡単。和風のアレンジは珍しいですが、パンケーキなので合わないわけがありません。抹茶の緑にイチゴの赤色が映えて、春らしい仕上がりです。

海外の料理と聞くと、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、ドイツの料理は素朴で、簡単に作れるものばかりです。たまには買ってきたものや保存食を活用しながら、夕食の準備をササッと済ませ、ドイツ流の豊かな夜時間を楽しんでみませんか?

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