2023年12月24日11時00分 / 提供:東京バーゲンマニア
年末の年越しそばを求めている時にも、頼りになるコンビニ。コンビニ大手各社では、チルドタイプのそばがたくさん並んでいます。
今回は、コンビニ大手3社(セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソン)の「かき揚げそば」をピックアップ。重量や栄養成分、かき揚げの状態など比較し、まとめていきます。
最も重量があるのはローソンのかき揚げそば
最も重量があるのは、ローソンのかき揚げそばの588g。セブン-イレブンは528gでファミリーマートは522gです。※容器の重さ込み
栄養成分のカロリーを比べてみると、ローソン537kcal、ファミリーマート504kcal、セブン-イレブン439kcalと比較的おとなしめ。原材料に注目すると、セブン-イレブンのみ「つゆゼラチン」は使用していないようです。また、ローソンのかき揚げには海老が入っているなど、細々とした違いが垣間見えます。
セブン-イレブン「だしの旨味引き立つ かき揚げ二八そば」518円(税込)実食レポ
玉ねぎの甘味を感じるかき揚げに、かつお出汁の香りが引き立つつゆが特徴。電子レンジ500Wで5分、1500Wで2分の加熱が必要です。
かつおの香りが漂い、食欲がそそられます。なお、かき揚げはくしゅっとしていて、形が崩れかかっています。
かつお香るつゆですが、あっさりした飲み口です。
かき揚げの衣につゆの味わいが染み込んでいて一体感があります。玉ねぎメインのかき揚げですが、ほぼ苦みは感じず食べやすいですね。
そばは少々ざらっとした口あたり。そばの風味も感じられます。
ネット上では「だしの旨味を感じつつもあっさりしていて食べやすい」「何度でも食べたくなる」といった声が出ています。
ファミリーマート「だし香る自家製かき揚げそば」498円(税込)実食レポ
石臼挽きのそば粉を使用した香りと歯切れの良さが特徴のそばに、だしのきいたかけつゆを使用しています。電子レンジ500Wで4分30秒、1600Wで1分30秒の加熱が必要です。
かき揚げはどっしりとしています。つゆは少なめにみえます。
だしがよくきいていますが、セブン-イレブンと同様に飲み口はあっさり。
衣が分厚く、かき揚げの存在感がよく出ています。つゆをよく吸っていますので、かき揚げとつゆのおいしさを堪能できますね。かき揚げ好きにはたまらないでしょう。
少々ざらつきのある舌触りで、こちらもセブン-イレブンのそばに似ています。
ネット上では「おいしいのでついうっかり買ってしまう」「かき揚げがどっしりしていて◎」といった声が出ています。
ローソン「神田まつや監修 海老かき揚げそば」599円(税込)実食レポ
レンジ500Wで5分、1500Wで1分40秒の加熱が必要です。
かき揚げに海老が入っていますので、豪華にみえます。醤油ベースの香りがしてきます。
醤油ベースのつゆでコクがあります。かといって濃厚すぎることもなく、ちょうどいい味わいです。
ぷりぷりとした海老の旨味は書くまでもなく心地よいのですが、かき揚げにはにんじんや玉ねぎなどの野菜もしっかり入っています。また、衣は薄めで海老や野菜の旨味を最大限に活かしている気がしますね。
やわらかくつるんとした舌触りのそば。のどごしが最高です。
ネット上では「味が濃いめで旨味を感じられる」「海老のプリプリ感が最高」という意見が出ています。
ボリュームを求めるならばローソン「神田まつや監修 海老かき揚げそば」がおすすめ
常時メニューにはもちろんのこと、年越しそば用にもぴったりなコンビニのかき揚げそば。セブン-イレブンやファミリーマートは、つゆの味わいが薄めでやさしい味に、ローソンはしっかりとしたつゆの味わいです。
今回の比較結果をふまえると、ボリュームを求めるようであれば、最も重量があり、海老も入ってかき揚げが豪華な、ローソン「神田まつや監修 海老かき揚げそば」がおすすめ。ただし、セブン-イレブンやファミリーマートのかき揚げそばよりもつゆが濃いめの仕上がりな点には注意を。
機会があれば、ぜひともお試しください。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。
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