2022年12月29日20時00分 / 提供:東京バーゲンマニア
日用品だけではなく、便利なキッチングッズも揃う「100円ショップ」。
今回は100円ショップに週1通う記者が2022年に試して感動した、使うだけで美味しく、時短にもつながる「キッチングッズ」を3つまとめて紹介します。
口に入れたとたんとろける美味しさ
ひとつ目は、ダイソーで購入した「ふわ泡ホイッパー」(110円)です。ひよこ型の取っ手がついたフタと、カップの形をした容器がセットになっています。フタを取ってみると、中には細かい穴があいたプレートが2枚付いています。
通常泡立て器を使って卵白などを泡立てる際、なかなか泡立たず苦労することも多いですが、この「ふわ泡ホイッパー」は、スティックを上下に動かすだけで、手動でも楽に泡立てることができるんです。
記者は「ふわふわオムレツ」作りにチャレンジ。パッケージの中にはレシピも入っているので料理が苦手という人も安心です。
本体カップに材料を入れたら、フタを閉じ、スティックを約1分30秒間上下に動かします。最初は軽くシュコシュコ動かすことができましたが、徐々に手応えが重くなりました。レシピの記載通り1分30秒で、ふわっふわの泡が完成しましたよ。あとはバターを薄く引いたフライパンで焼くだけでOKです。
料理を作るのがあまり得意ではない記者でも、簡単に"ふわっふわ"なオムレツを作ることができました。食べてみると、口の中に入れた瞬間、シュワっととけるような感じでとっても美味しく仕上がりました。
シャカシャカする作業はあるものの、個人的には手動の泡立て器よりも泡は楽に早く作れたような感じがしました。1つあると料理の幅も広がりそうです。
2つ目は、材料と調味料を入れて、電子レンジでチンするだけでおいしいおかずが完成する「スチーム調理バッグ」です。記者はダイソーで購入しました。
蒸気の対流によって、ムラなく加熱することができ、バッグ1つで野菜の下ごしらえから煮物まで作ることができます。バッグは使い捨てなので、洗い物を増やしたくないときや、あともう一品作りたいという時にもぴったりです。
バッグの大きさはいろいろありますが、記者は無地タイプのS(9枚入りで110円)を購入し、「肉じゃが」を作ってみました。
パッケージの袋には、にんじんやブロッコリー、キャベツといった野菜の加熱時間の目安や、調理レシピも記載されています。
「肉じゃが」を作る際は、袋に砂糖、めんつゆ、水を入れ、溶け残りがないように混ぜます。そしたら、じゃがいもやにんじん、牛こま切れ肉、玉ねぎの順にいれ、チャックをしっかりと閉めたら準備は完了です。
耐熱性のあるお皿にバッグをのせ、電子レンジで加熱するだけでOK。加熱時間は、500Wの場合10分、600Wの場合は8分です。
お皿に移し食べてみると、玉ねぎはトロトロ、にんじんは箸もスッと通るくらい柔らかく仕上がりました。じゃがいもは真ん中までは味が染みていませんでしたが、周りにはしっかりと染み込んでおり、ほろりとした食感も楽しめました。
鍋などを洗う必要がなく、火も使わないので、とっても楽ちん。ちょっとしたおかずの一品としてや、1人分を作るのにはかなり便利だと思いました。
カレーやシチューなど油分の多い料理には使用できませんが、110円とお手頃価格で買えるので、1つ持っておくと便利です。
見た目はただの袋だけど実は超優秀!
3つ目は、セリアで購入した「トースターバッグ」です。
同商品は、オーブントースターや電子レンジで食材を温める際、バッグの中に食材を入れることで蒸気をほどよく保ち、外はカリっと、中はふんわり仕上るという商品です。
袋はフッ素加工が施されていて、こびりつきにくく、汚れが落ちやすいため、お手入れも簡単。サイズは約H19×W17㎝。耐熱温度は約260度です。
パッケージを見ると「焼きおにぎり」「焼き魚」「冷凍品の温めなおし」にも使えるようですが、記者は食パンを入れてトーストしてみました。
使い方は簡単で、バッグの中にパンを入れ、それをトースターに入れ焼くだけ。焼き時間についての記載は特になく普段自分が行っているトースト時間にしました。
熱々のうちに食べてみると、外側はカリカリサクサク、内側はもちもちふんわりに仕上がりました。ただ袋に入れて焼いただけなのに、この仕上がりには大満足です。
さらにこのバッグにパンを入れることで、パンくずやチーズといった具材がトースターの中に落ちるのも防いでくれます。美味しく仕上がる上に、トースターの掃除の手間も省けるのはありがたいところ。チーズのこびりつきや、パンくずを掃除するのって地味に時間を要したりするので、時短にもつながります。
使用後は、中性洗剤などで汚れを洗い落とし、十分乾燥させれば、再び使用することができるので、エコという点でも◎(使用する食材や洗浄により使用できる回数は異なる)。特にパン派の人は1つ持っておくと良さそうです。
以上3つ。 気になる人はチェックしてみてくださいね。
(東京バーゲンマニア編集部 三浦香奈)
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