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目標の7倍の爆売れ!しずくのような「異色グミ」はなぜヒットした?

2022年12月30日19時15分 / 提供:東京バーゲンマニア

2022年も、あらゆるヒットお菓子が誕生しました。

その中でも、「水グミ」は、これまでになかったユニークなグミで、SNS上でも注目を集めました。

2022年のヒットを振り返る企画、今回は「異色グミ」ヒットの裏側をのぞきます。
ヒットは「正直驚きでした」
「水グミ」は、"水"をコンセプトに作られた、しずく型のぷにぷに透明グミです。UHA味覚糖が手掛けました。

2022年1月17日にコンビニ限定で販売をスタートすると、SNS上では「面白いの見つけた!」「水グミ!?って思って気になったから買ってみた」など、反響が寄せられました。

その後、5月23日に全国で再販売。この時から、SNSだけでなく、ユーチューバーの紹介もあり、さらに大きな話題になりました。商品は入手困難になるほどで、記者も7月上旬の時点で、購入するために店を10軒巡りました。

食べると、やや硬めの絶妙な噛み応え。後味が非常にすっきりしており、すーっとした爽やかさが口の中に残ります。

生まれたきっかけは、「飲料の世界で、透明のフレーバーウォーターが一定の市場性があったから」(UHA味覚糖の担当者)。

このニーズに着目し、グミにも応用。水を飲んだ時のすっきり感と後に残る爽やかさ、クリアな見た目など、「水」を表現する要素にこだわり作られました。

特に、10代後半~20代の若い世代からの反響は大きいものでした。現時点での販売個数は答えられないとしつつも「販売当初は目標の7倍を超える売上だった」といいます。

「意外だったのは、『ヘルシー』という声が多かったことです。弊社としては『ヘルシー』さを推しているわけではなかったので、(パッケージの)裏面までとてもよく見てくださっているんだと気づかされました」

水グミは、1製品(40g)あたり79kcal。斬新なコンセプトはもちろん、低カロリーで罪悪感なく食べられる点が、若い世代の心を掴んだのかもしれません。
カヌレットは目標の6倍超えの売上
もうひとつ、グミではありませんが、食べやすい小粒サイズともっちり感で話題になった「カヌレット」というお菓子があります。4月11日全国発売。

カヌレ自体も2022年の流行スイーツでしたが、「カヌレット」は手軽に食べられるお菓子として誕生しました。

パクっと食べられるグミのような見た目ですが、洋菓子として販売しています。

カヌレ特有のサクッと感や、中のもっちりとした食感が見事に再現されており、ふわりと広がるラムの香りも本格的。今までになかったタイプのお菓子といえます。

こちらもユニークな商品として発売後SNS上で話題になりました。

「考えた人すごい...」「カヌレット売ってないからカヌレ買ってきた」「全然見つからない この商品は幻なの‥?」......

一時は売り切れが続出。販売当初、目標の6倍を超える売上を達成したといいます。

担当者は、「カヌレットは弊社としても力を入れていた新商品でした」と振り返ります。開発から宣伝まで、かなり注力した商品なのだそう。

スイーツ好きはもちろん、新しいものに敏感な20代や、プロモーションを通して知った40代からの反響が大きかったとのこと。

2023年はどんなお菓子がヒットするのか楽しみですね。

(東京バーゲンマニア編集部 みやま胡桃)

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