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PayPayカード ゴールド登場で通信キャリアの「ゴールドカード」そろい踏み。何が違う?

2022年11月25日07時10分 / 提供:東京バーゲンマニア

前回、メルカリのクレカ「メルカード」を紹介しました。今回も新しく発行を開始するクレカを紹介したいと思います。

2022年11月24日に「PayPayカード ゴールド」が発行開始しました。年会費は1.1万円(税込み)で、先行するドコモ「dカード ゴールド」やauの「au PAY ゴールドカード」と同じ金額にそろえてきました。
PayPayでは最大2%還元
特典は、ソフトバンクやワイモバイルのスマートフォン・携帯電話や、SoftBank 光、SoftBank Air、おうちでんき、自然でんきの利用料金などの支払いで最大10%のソフトバンクポイントがたまります(ソフトバンクポイントはPayPayポイントに交換可能)。

このあたりもドコモやauのゴールドカードと同じようなサービスにしてきました。

その他の大きな特徴は、スマートフォンなどの料金以外でVisa、Mastercard、JCBの加盟店で使った場合、1.5%のPayPayポイントを獲得できます。年会費無料のPayPayカードは1%還元ですので0.5%分お得です。

例えば、年間100万円の利用があった場合、1.5%還元だと1.5万円分のポイント、1%還元だと1万円分のポイントとなり、その差は0.5万円になります。1.1万円の年会費ですから、ポイントだけで考えると損ですね。

もちろん、ソフトバンクの利用者の場合、最大10%のポイントを獲得できますので、10%分を考えると切り替えるのも良さそうです。

また、スマホ決済サービスとしてのPayPayとの相性は、決済時に「PayPayあと払い」を利用するとPayPayステップで+0.5%のPayPayポイントを獲得できます。

PayPayステップは12月以降特典が変更され、PayPayあと払いを利用すると1%還元になり、PayPayカード ゴールドの+0.5%特典があるため、合計1.5%還元です。

さらに、前月PayPayまたはPayPayカードで300円以上の決済を30回以上かつ合計10万円以上利用すると+0.5%還元となるため、PayPayでは最大2%還元になります。
カード特典は微妙な点も
年会費無料のPayPayカードは縦型券面を選ぶことができましたが、PayPayカード ゴールドは横型券面のみ。縦型の場合、カードを差し込むときに方向がわかりやすいメリットがあります。

また、ゴールドは家族カードがなくなります。PayPayカードからアップグレードを考えている場合は注意しましょう(ETCカード、家族カードは自動解約)。

ゴールドカードとしての特典は国内線の空港ラウンジを利用できたり、海外・国内旅行傷害保険が付帯したり、ショッピング保険が付帯したりします。これは一般的なゴールドカードの特徴で、PayPayカード ゴールドだけの特徴というわけではありません。

Yahoo!プレミアムの特典が全て使い放題の特典もありますが、ソフトバンクやワイモバイルにはこの特典が付帯するため、ソフトバンクの利用料金での10%を目当てに加入しても特典の重複になります。

PayPayカード ゴールドの対象者としては、

・どこで使っても還元率が高いカードが欲しい(1.5%還元)
・ソフトバンク、SoftBank 光、SoftBank Airを利用している(10%還元)

と言う人向けでしょうか。

スマホ決済のPayPayとの連携については、特典がコロコロ変わるため、あまり強く推せるところではありません。実際にカード発行が開始してから、詳細の確認をしたいと思います。

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。

続きは「東京バーゲンマニア」へ

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