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『発達の遅れがある子をもつ父親が読む本』が発刊される

2025年09月17日11時00分 / 提供:valuepress

2025年10月に発刊される『発達の遅れがある子をもつ父親が読む本』(稲吉 孝介著 青山ライフ出版発行 星雲社発売 税込1540 円)は、歯科医師で、育児の専門家でもある著者が、父親としての立場で、発達障害の息子と向き合う異色の本である。

著者は愛知県幸田町で「ハピネス歯科おとなこども歯科」の理事長を務め、児童発達支援、認可小規模保育園、放課後等デイサービスなどの福祉事業も運営し、ハピネスグループとして総勢80名以上のスタッフを率い、地域貢献している。
その傍ら、2人の子供の父親として、わが子の前では何度も迷い、悩み、後悔しながら父親として歩んできた。

歯科医師として15年以上、障がい者歯科に関わってきた経験があり、日々、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)、心理士、保育士たちと共に、多くの子どもたちの発達と向き合っている。

そんな著者が、自身の息子が2歳半を過ぎてきたある日のこと。
意を決して妻に話しかけたところから、本書は始まる。
「最近、自分の子の発達が少し気になるよね」

遊び方が独特だったり、視線が合いにくかったり、発語が少ないなど……少し前から気が付いていたが、なかなか言い出せずにいたのである。
わが子の発達に違和感を覚えたとき、それが「ただの個性」では済まされないかもしれない、という直感が働いた。
専門家の本はいろいろある。また知識もある。
けれどもわが子となると、感情が大きく動き、冷静に判断できないのである。

「あのときは、つい熱くなってしまった」「もっとできたのではないか?」 「この選択は正しかったのか?」 そんな問いを抱えながら、ただひとつ大切にしてきたのは、“関わり続けること”です。――という。

「あの時は楽しかったね」ふと言われた息子の言葉。
自分では「あれ? いつのことだっけ?」と思うくらいの小さなことが、子供にとっては、何日も心に残るくらい大きな思い出になっている……子育てに格闘しながら、そんなことに気づかされる日々。

本書では、父親として発達に特性のある子どもとどう向き合うかの基本的情報を提供しながら、著者自身の体験をもとに、等身大の視点で解説される。
母親主体になりやすい発達支援の世界において、「父親だからできること」「父親にこそ知っておいてほしいこと」を一冊に込めた。

目次の内容
まえがき
第1章 父親として感じる「違和感」から始まる
第2章 発達障害ってそもそも何?
第3章 子どもの脳はこうして育つ
第4章 検査と診断:わが子のことを知るために
第5章 母親との温度差、どう乗り越える?
第6章 発達障害児の父に求められる視点
第7章 病院・療育とのつきあい方
第8章 保育園と療育施設の関係性
第9章 働く父だからこそできること
第10章 栄養・体・脳:発達を支える土台
第11章 親としてできる具体的な対応
第12章 発達の個性と向き合う
第13章 将来への不安と希望のバランス
第14章 父親として「納得できる子育て」とは?)
第15章 最後に伝えたいこと

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