2025年09月15日04時00分 / 提供:valuepress![]()
韓国科学技術情報通信部と情報通信産業振興院が推進する「AI半導体海外実証事業」で、DOUZONE BIZONとFuriosaAIが日本進出に挑む。DOUZONEはERPやグループウェアを統合した企業向けAIサービス「ONE AI」を提供し、日本市場向けに最適化。これをFuriosaAIの高性能NPU「RNGD」で支える。両社は段階的な実証を通じて性能・安定性を検証し、日本市場での商用化を目指す。今回の取り組みは韓国AI半導体の海外進出を後押しする重要な試金石となる。
半導体事業の核心は海外への進出だ。半導体は国際標準の規格とインターフェースを活用するため、どの製造国でも使用できる。また、半導体の設計、製造、組立、販売におけるサプライチェーンが複数の国にまたがって構成されるため、最初から国際的な環境で事業を展開できる。スマートフォン、自動車、家電製品、産業機器など、ほぼすべての製品で半導体が必須になった一方、近年の人工知能(AI)ブームで産業全体にAI半導体の様々な需要が発生しており、半導体産業の海外進出がより重要になっていく。
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