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SSILと農林中央金庫、事業アイデアコンテスト「衛星データ活用アワード2025-2026」を開催

2025年09月09日15時00分 / 提供:valuepress

宇宙技術で日本の農林水産業の未来を共創する事業アイデアコンテストを始動

宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合(SSIL、代表理事:神武 直彦)は、宇宙技術を農林水産業に適用する事業アイデアコンテスト「衛星データ活用アワード2025-2026」(以下、本プログラム)において、農林中央金庫(代表理事理事長:北林 太郎)の協賛の下、推進役を務め、8月22日より募集を開始しました。

本プログラムは、衛星データ等を活用して農林水産業の課題解決を促進することを目的とし、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)および経済産業省主催の「NEDO Challenge, Satellite Data -農林水産業を衛星データでアップデート!-」と共催で実施されます。
農林中央金庫はメインスポンサーとして協賛し、事業化支援を行い、アイデアの社会実装を強力に後押しします。SSILは本プログラムの事務局として運営を取りまとめます。

1.本取り組みの目的
日本の農林水産業は、担い手の高齢化や後継者不足、気候変動の激化による生産環境の変化、食料安全保障リスクの高まりなど、多くの構造的課題に直面しています。
衛星データ等を活用した精密農業による生産性向上や、広域的な生育状況把握によるサプライチェーン最適化など、宇宙技術は農林水産業においても大きな課題解決の可能性を秘めています。
本プログラムでは、異業種・異分野の知見を結集し、革新的なアイデアを全国から募集。発掘したアイデアを事業化までつなげることで、農林水産業の持続可能な発展を目指します。

2.コンテスト概要
「衛星データ活用アワード2025-2026」は、日本最大級の宇宙×農林水産業分野ビジネスアイデアコンテストです。懸賞金制度を活用し、革新的な技術やサービスの創出と社会実装を後押しします。

主催・運営体制
・ 主催者:衛星データ活用アワード2025-2026実行委員会
運営:宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合(SSIL)
協賛:農林中央金庫
・ 協力:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

主な特色
・ 公的機関協力による信頼性:NEDO協力、日本最大級の衛星データ分野公募
・ 支援体制:賞金提供+事業化メンタリング+産学官連携ネットワーク
・ 対象テーマ:精密農業、生育予測、サプライチェーン最適化、環境監視、資産評価・融資の推進、など
・ 社会的意義:持続可能な食料システム構築に貢献
農林中央金庫はプラチナスポンサーとして賞金提供や事業化支援を行い、SSILは事務局として運営全般を担います。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NTkxNCMzNjE5MjYjODU5MTRfR0VBR09DYnNFcC5wbmc.png ]
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3.農林中央金庫について
農林中央金庫は、「持てるすべてを『いのち』に向けて。」から始まるパーパス(私たちの存在意義)のもと、中期ビジョン「Nochu Vision 2030」を策定しています。同ビジョンにおいて「ITデジタルを活用したデータビジネスの展開や新たな食農バリューチェーンの構築」 を主な取組みに掲げており、本コンテストでのオープンイノベーションを通じて日本の農林水産業が直面する課題解決に挑み、アイデア発掘から事業投資までを一気通貫で支援することで、新たな価値を創造いたします。

4.SSILの概要と役割
SSILは、国内8大学とこれらから生まれた13社の大学発スタートアップによる連携コンソーシアムです。測位衛星・観測衛星・通信衛星の全分野にわたる知見と経験を有し、経済産業省主催の衛星データ活用事業でもプロジェクトマネージャーを務めてきました。
SSILは、衛星・ドローン・IoT・AI解析などの先端技術を統合し、防災、都市づくり、環境保全、農林水産業など多分野でサービス開発と実証を推進しています。本プログラムでは、その技術基盤とネットワークを最大限に活かし、応募者支援から審査運営、事業化フェーズまで一貫して取りまとめます。
農林中央金庫との連携により、優れたアイデアを社会実装・事業化へと導き、農林水産業の課題解決と新たな価値創造を実現します。

<SSILの事業ドメインイメージ>

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NTkxNCMzNjE5MjYjODU5MTRfdmxvWGNVQ2lRQi5wbmc.png ]
5.今後の展開
本プログラムを通じて発掘された優れたアイデアや技術には、多角的な事業化支援を行い、必要に応じて事業投資やパートナー連携を進めます。これらにより、宇宙技術の社会実装を力強く推進し、農林水産業の「稼ぐ力」強化と持続可能で強靭な食料システムの構築を目指します。

関連リンク:
プレスリリース(PDF):https://ssil.tech/wp-content/uploads/2025/09/SSIL_satellite_data_award_2025-2026.pdf
衛星データ活用アワード:https://space-data-challenge.nedo.go.jp/
宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合:https://ssil.tech/
農林中央金庫リリース:https://www.nochubank.or.jp/news/news_release/2025/post-1068.html

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