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メタ選挙 実行報告〜次世代の声が示した、未来への一票〜

2025年07月27日10時00分 / 提供:valuepress

株式会社Unpacked(代表取締役社長:小嶋彗史)は、一般社団法人人が輝く経営実践会(理事長:角田識之)と共同で、2025年7月15日から7月20日にかけて、次世代の政治参加意識を高めるオンライン社会実験「メタ選挙」を実施しました。本企画は、U18世代が自らの視点で政策を考えた「U18党マニフェスト」と、実在する各政党を並列に掲げた仮想選挙を設計し、全国の中高生および若年層を対象にオンライン投票を行うことで、次世代の政策関心と主権者意識を可視化する試みです。その実施結果を報告いたします。

■ 実施概要

企画名: U18党マニフェスト考案・オンライン模擬選挙

主催: 株式会社Unpacked × 一般社団法人人が輝く経営実践会
目的: 若年層の政治意識醸成、社会課題に対する当事者意識の育成
期間: 2025年7月15日〜7月20日(5日間)
形式: 特設WEBサイト上でのオンライン投票(https://mirai-senkyo.jp/
有効投票総数: 309票

■ 投票結果の詳細と解説

図1:投票先ごとの得票数(棒グラフ)

今回の投票で最も多くの票を集めたのは、U18世代が独自に立ち上げた「U18党」で、全体の**35.3%(約110票)**を獲得しました。続いて、参政党(14.9%)、国民民主党(14.6%)が上位に並び、自由民主党(6.1%)、れいわ新選組(5.8%)も一定の支持を集めました。
この結果は、次世代が自らの視点で描いた未来像に対して強い共感が集まったことを意味します。特にU18党への支持率の高さは、若者が自らの政治的意志を形にできる可能性に気づいた結果といえます。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NDc3NSMzNTk3NTIjODQ3NzVfTUNhZ3dIbkFWaS5qcGc.jpg ]
図2:投票先の割合(円グラフ)

円グラフでは各政党の得票率を視覚的に表現。U18党が突出した支持を得た一方で、参政党や国民民主党など複数の既存政党にも票が分散しており、多様な選択肢を自らの価値観で選び取った傾向が見受けられます。なお、得票率2%未満の政党は「その他・諸派」に統合されています。

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4NDc3NSMzNTk3NTIjODQ3NzVfaG1MYk5LaGZhSC5qcGc.jpg ]
得票率上位政党:

U18党:35.3%
参政党:14.9%
国民民主党:14.6%
自由民主党:6.1%
れいわ新選組:5.8%
その他・諸派:5.5%

■ 若者の関心が向いたテーマとは?

U18党マニフェストでは、以下の5つの社会テーマが掲げられました:

1、若者の政治参加と選挙制度の見直し

2、教育の再設計と無償化の拡大

3、気候変動・地域再生とサステナブルな国土計画

4、多様性と人権保障(ジェンダー・国籍・障害など)

5、テクノロジーと民主主義(AI・情報リテラシー)

いずれのテーマも、既存の政治議論では拾いきれない次世代独自の観点が含まれており、詳細はマニフェスト特設ページ(https://mirai-senkyo.jp/about)にて公開中です。

■ 今後の展望

今回のメタ選挙を通じて、若者が「政治は自分とは関係ないもの」ではなく、「自分が参加できるもの」「未来を変えられる手段」であると実感する機会が創出されました。
今後は、以下の取り組みを予定しています:

本プロジェクトの一般社団法人化を通じ、教育・行政・企業との連携を強化
メタ選挙の定例開催によるデータ蓄積と継続的な発信
マニフェストワークショップや政治家との公開対話イベントの企画実施
高校・大学・地域と連携したキャリア教育・主権者教育プログラムの展開

弊社は今後も若年層の声を社会に届ける新たな仕組みを構築し続けてまいります。

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