2025年05月14日10時00分 / 提供:valuepress
株式会社河出書房新社は『子どもは学習塾よりスポーツクラブに入れなさい:遊びながら「体幹」を鍛えて、学力もみるみるアップ!』 (髙木宏昌 著)を4月23日に発売しました。本書は遊びのなかで体幹を鍛え、考える力や集中力を養い、学力が上がっていくプロセスをあますところなく解説した本です。
◆運動オンチは現代の社会問題
著者は、今の子どもはゲームなどに熱中し昔より外で遊ばなくなったと憂慮します。また、環境としても都市部では『ドラえもん』で描かれる、空き地や公園で野球をするような光景は、テレビの中だけの情景になってしまっています。スポーツクラブを運営する中で保護者の方からの悩みで「かけっこ・跳び箱。逆上がり」が3つの壁になっている実態も取り上げられています。そもそも遊んでいないから体をどう動かせばわからない実情もあります。
◆遊びとスポーツでは何が育まれる?
たかが遊び、されど遊びです。遊びと、その先にあるスポーツを通し、体を動かすことで育まれるものについても本書は触れています。
・才能開花のスイッチは「面白い!」:
さまざまな遊びを通して子どもは自分の強みに気づく)
・集中力と判断力:
遊びでも何かに集中することは重要。その中で得たフィードバック、失敗の体験談などから判断力も育まれる
・スポーツは社会で生き抜く力が詰まっている:
遊びの先にあるスポーツ。コーチや監督との人間関係、社会関係の学びの場となる
こうして見ると「遊び」や「スポーツ」がいかに重要かがわかるでしょう。子どもの背中を後押しするような「場」とちょっとしたきっかけがあれば、子どもたちはおのずと成長していくのです。
体幹を鍛えることによって姿勢がよくなり、呼吸がラクになる。すると、集中力も高まり、おのずと学力もアップしていく。
また「面白い!」と感じる遊びの中で、子どもたちはさまざまな才能に気づ
くことになるのです。たとえば、「周囲の危険(車の接近など)に気がつく(注意力)」「足の速さ(敏捷性)」「力の強さ(筋力)」「不安定なところを移動する(バランス力)」「遊びやルールを思いつく(発想力)」「みんなの意見をまとめ、動かしていく(リーダーシップ力)」「年齢の違う子どもたちと仲良くする(コミュニケーション力)」などなど、「遊ぶ子」ほど「生きる力」が身につくのです。
◆自宅でできる運動能力チェック
本書では我が子の「運動能力チェック」と自宅でできる簡単「体幹トレーニング」についても一章分、紹介されています。
園児から小学生向けの「まっすぐ歩けますかテスト」「片足サイドジャンプ」の方法などが写真付きで紹介されていますので、自宅で今すぐ試せるようになっています。トレーニングの方法についても同様です。
◆トレーニングの第一人者の知識と経験に学ぶ
著者の髙木宏昌(たかぎ ひろまさ)さんはスポーツトレーナーとして活躍する人物です。体幹と心を強くするスポーツ教室JPCスポーツ教室の運営などを手がける株式会社J-PRoach HPの代表取締役も務めています。JPCスポーツ教室は、2025年3月現在、直営・フランチャイズを合わせて全国に100店舗、会員数は3万人の規模となっています。トレーニングの第一人者の知識と経験に学んでみてはいかがでしょうか。
【書籍情報】
『子どもは学習塾よりスポーツクラブに入れなさい: 遊びながら「体幹」を鍛えて、学力もみるみるアップ!』(2025年4月23日発売)
¥1650(税込)
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