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再休職リスクの低減にフォーカスした復職支援プログラムを開発・提供開始

2025年05月13日09時00分 / 提供:valuepress

企業向けに『はたらくをよくする®』支援事業を展開するピースマインド株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻原英人、以下「ピースマインド」)は、メンタルヘルス不調による休職者の円滑な職場復帰、再休職リスクを低減することにフォーカスした復職支援プログラムを開発し、サービスの提供を開始いたしました。

企業向けに『はたらくをよくする®』支援事業を展開するピースマインド株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荻原英人、以下「ピースマインド」)は、メンタルヘルス不調による休職者の円滑な職場復帰、再休職リスクを低減することにフォーカスした復職支援プログラムを開発し、サービスの提供を開始いたしました。

復職支援プログラム開発の背景

独立行政法人高齢・障害・休職者雇用支援機構の2021年の調査(*1)によれば、過去3年間の休職者において、休職等が2回目以上だった社員がいると答えた企業は60%以上にのぼります。また、休職者に占める再休職者の割合が2割以上と答えた企業も40%近くになります。うつ病は一般的には再発を繰り返すほどその再発率は上がる(*2)とされており、メンタルヘルス不調者の病休日数も1回目より2回目の方が長くなる傾向があります(*3)。

これらのことから、メンタルヘルス不調による休職者の再休職が多くの企業で起こっていること、また再休職に至った場合には、その期間が長くなりやすい、パフォーマンスの回復が困難になる、離職にいたってしまう、といった可能性が高いことなどが推察され、これらは企業にとっての損失につながると考えられます。

再休職リスクが高くなる3つの要因

復職した社員が再休職に至ってしまうケースには様々な要因が考えられますが、再休職リスクが高まる代表的な要因としては以下のようなものが考えられます。

①休職の原因が解消されていない
休職にいたった本人、及び環境面の原因が解消されていなかったり、再度同じ状況にならないための手だてが整理できていなかったりする場合、復帰しても同じことを繰り返してしまう可能性が高くなります。

②本人や主治医が考える復職OKのラインと、職場が求めるラインにギャップがある
主治医による復職可の診断、あるいは本人が考える復職可の判断ラインと、職場が求める復職判断ラインにはギャップがある、ということは少なくありません。日常生活を安定して送れるようになったので復帰したものの、業務遂行に必要なレベルまで回復していなかった、ということはよくあります。

③復職後の職場の支援が不十分
復帰はしたものの、本人を支える上司や同僚がどのように本人に関わっていいか分からない、ということはよくあります。復職者が本音で相談できる仕組みや、必要な支援が整っていない場合は、再び不調に陥ってしまうリスクが高いと言えます。

ピースマインドの復職支援プログラムの特長

ピースマインドの復職支援プログラムは、上述した3つの「再休職リスクの低減」を実現し、復職者の再休職を予防することにフォーカスして設計されたプログラムです。

①休職者一人一人が休職に至った原因に応じて、EAPコンサルタントが個別にプログラムを設計
事前に人事のご担当者様をはじめとした関係者の方との復職に向けた支援方針のすり合わせを行います。その上で、休職者本人と面談を行い、休職に至った要因分析や再休職に至らないために必要なことを実施できるよう、当社のコンサルタントが個別にプログラムを設計いたします。
休職者自身が自分の課題と向き合い、再発を予防できるようになることを支援します。

②復職希望者の復職準備性を第三者である専門家がアセスメント
事前のご担当者様との打ち合わせ等を通じ、企業ごとの復職フローや復職判定の基準等を確認させていただきます。それらを踏まえ、面談を通じて復職希望者の復職準備性を、当社のコンサルタントがアセスメントし、報告書の形で報告いたします。
これにより、復職判定会議において、復職希望者の準備性に関する客観的な目線での見立てを得ることができます。

③受け入れ先の管理職や、人事・産業保健スタッフに対するコンサルテーション
プログラム終了時には人事のご担当者様・受け入れ先の管理職の方などにも同席いただき、プログラムの報告・復職者への今後の支援におけるポイント等についてのアドバイスを行います。また、プログラム実施期間中も、人事や管理職の方から復職者への対応・支援についてご相談いただくことが可能です(*4)

復職支援プログラムの内容

上記①個別プログラム設計 ②復職準備性アセスメント ③管理職・人事・産業保健スタッフへのコンサルテーションの全ての内容が含まれ、復職者本人とは5回のプログラムを行います。
また、標準のプランでは、本人のセルフケアスキルの向上・定着を目的として、提携先の株式会社Awarefyが提供する、認知行動療法をベースとしたセルフケアアプリ「アウェアファイ」の6ヵ月ベーシックプランがセットになっております。

復職支援プログラムの基本的な流れ

[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMxODI0MiMzNTUzMzIjMTgyNDJfRkxJVGlrWFVTTC5qcGc.jpg ]
今後もピースマインドでは、はたらく人と組織の「はたらくをよくする®」に寄与するソリューションを積極的に提供してまいります。

*1 独立行政法人高齢・障害・休職者雇用支援機構『職場復帰支援の実態等に関する調査研究』(2021)
*2 厚生労働省 地域におけるうつ病対策検討会「うつ対応マニュアル-保健医療従事者のために-」(2004)
*3 厚生労働省 主治医と産業医の連携に関する有効な手法の提案に関する研究(2016)
*4 回数には上限があります。

参考情報

●ピースマインドとAwarefyが協業を開始~復職支援をはじめ、はたらく人のセルフケアの支援を強化
https://www.peacemind.co.jp/newsrelease/release/20241121
●休復職支援まるわかりBOOK
https://www.peacemind.co.jp/document_download/09
●コラム「復職者への接し方のポイントは?」
https://www.peacemind.co.jp/workingbetter-info/32
●コラム「主治医の診断書だけではダメ?産業医面談を行うべき理由とポイントを解説!」
https://www.peacemind.co.jp/workingbetter-info/68

ピースマインド株式会社について

1998年創業、日本・アジア地域におけるEAPサービスのパイオニア企業。アジア地域で、国際水準の品質認証「産業医科大学メンタルヘルスサービス機関機能認定」を取得している唯一の民間企業(医療機関を除く)です。
「はたらくをよくするエコシステムを創り、いきいきとした人と職場を増やす」を企業ビジョンとし、健全で、心豊かな、明るい未来社会に貢献し続けることを目指しています。
公認心理師・臨床心理士・精神保健福祉士・産業カウンセラー・保健師・看護師等の有資格社員および国内外の幅広いネットワーク体制で約1,000社のサポートをし、グローバル大手企業を中心に外資系企業の支援実績国内トップシェアを誇っています。

名称 :ピースマインド株式会社
本社所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座3-10-6 マルイト銀座第3ビル8F
代表者 :代表取締役 荻原英人
創業 :1998年9月(設立2004年3月)
資本金 :9,025万円
事業内容 :EAP(従業員支援プログラム)サービス、ストレスチェックの実施、組織分析、職場改善支援、研修・トレーニング、健康経営支援、産業保健支援サービス
HP :https://www.peacemind.co.jp/

【サービスに関するお問い合わせ先】
ピースマインド株式会社 営業部
電話 : 03-3541-8656
お問合せ : https://www.peacemind.co.jp/contact/form

【取材等のお問い合わせ先】
ピースマインド株式会社 マーケティング部
担当 :髙橋(たかはし)、末木(すえき)
お問合せ:https://www.peacemind.co.jp/contact/form_interview

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