2025年02月26日10時00分 / 提供:valuepress
災害対策として公的に実施される国土の3Dデータ作成を、民間企業の店舗管理に応用。立体的で精緻なデータを提供するため、担当者が現地へ赴かなくても、店舗管理やリニューアルの計画を立てられます。人手不足に悩む企業の省力化に貢献します。
総合建設コンサルタントであるカツミテクノ株式会社(所在地:埼玉県さいたま市、代表取締役:坂本 哲朗)は、敷地や建物を3Dスキャナなどで測量し、店舗管理用の3D点群データを作成・販売する、民間企業向けの新サービスを開発しました。販売開始は2025年3月を予定しており、当社の測量技術を生かし、店舗管理の効率化・省力化に寄与します。
▼ カツミテクノ株式会社 公式ウェブサイト:https://katsumitechno.co.jp/
■寸法など現場の状況を立体的かつ正確に把握できる、3D点群データを活用したサービスを開発
当社はこれまで、埼玉県やさいたま市といった公共を中心に、測量および補償・建設コンサルタント事業を提供してきました。現在、国土の3Dデータ作成は広く実施されており、当社の取引先である埼玉県でも、災害対策を目的に地形の3Dデータ取得を進めています。さらに、災害被害を把握するためにも3D測量は有用です。たとえば、東日本大震災の被災地域においてデータ取得が続けられているほか、能登半島地震の被災地域のデータ取得も急務となっています。このように公共から重要視されている3D測量の技術を、民間企業の店舗管理にも活用できないかと考え、新サービスの発案に至りました。
当サービスでは、測量結果を3D点群データとして提供します。3D点群データとは敷地や建物、建物内部をバーチャル仮想空間で表したもの。平面的な従来の測量とは異なり、立体的なデータを得られます。データと実際の距離の誤差は約1cm未満と非常に精緻で、視覚的にもわかりやすいのが特徴です。
■店舗の新築や改装において、現地に赴くコストを削減
飲食業や不動産業で店舗の改装や建て替え、模様替えを行う際、店舗企画に携わる担当者が現場に足を運ぶのが一般的です。しかし、各業界において人手不足が進む現状では、移動などにかかるコストは無視できず、これまで以上の効率化が求められています。そこで当社は、建物を仮想空間上に精密に映し出す3Dデータの提供を通じて、店舗管理の担当者が現地を訪れる手間を削減。部屋や家具の寸法、ドアからテーブルまでの距離なども、パソコン上で正確に把握できます。
また、通常の測量では結果を紙ベースで納品することが多いところ、3D測量の結果はUSBメモリなどで納品。取引先企業にとって、データ管理の手間も抑えられます。国土の3Dデータの作成は徐々に一般的となっていますが、民間店舗の3D点群データ化は、まだほとんど行われていません。当社はこの新たなサービスにより、店舗管理の省力化に貢献してまいります。
【カツミテクノ株式会社について】
所在地:〒331-0052 埼玉県さいたま市西区三橋6丁目152番地2
代表者:代表取締役 坂本 哲朗
設立:1971年6月
電話番号:048-624-4135
URL:https://katsumitechno.co.jp/
事業内容:
測量・調査、建設コンサルタント、補償コンサルタント、土地家屋調査士
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:カツミテクノ株式会社
担当者名:長谷川
TEL:048-624-4135