2024年04月30日13時00分 / 提供:valuepress
2023年度の岩手県のクラフトビール出荷数量は約1800KL、前年比112%
岩手クラフトビールアソシエーション(ICA)は、岩手県内の全ブルワリーの2023年度(2023年4月~2024年3月)のビール+発泡酒の出荷数量をまとめました。これによると、県内クラフトブルワリーのクラフトビール出荷量は「約1800KL」で前年比は112%となりました(図-1)。
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(図-1) 県内クラフトビール出荷量推移
国内の飲酒傾向
酒類の課税移出数量は、平成6年度をピークに減少を続けており、日本ではアルコール離れが進行しています(図-2)。
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(図-2) 酒類課税移出数量の推移【引用元:国税庁課税統計】
岩手県のクラフトビール市場
その中で岩手のクラフトビールは二桁の伸びを示しており、アルコール離れが進む日本の中にあって数少ない成長分野となっています。上記数量のおよそ半数が県内で消費されていると推計すると、令和4年度の岩手県のビール消費量※の「約3-4%」にあたります。正確な市場シェアとは言えませんが、全国のクラフトビールのシェアは1-2%と推計されていますので、岩手県は全国の中ではクラフトビールの消費が比較的多い県と言えます。(※国税庁の酒税資料より、R4の岩手県のビール+発泡酒消費量は26,209KL)
ICAでは今後、様々な取り組みを通して、さらなる県内クラフトビールの普及促進と品質向上に取り組んでまいります。
「岩手クラフトビールアソシエーション」
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