2024年01月09日12時00分 / 提供:valuepress
株式会社イースト・プレスは、2024年2月7日に『人生の整理学 読まれる自分史を書く』(外山滋比古さん著)を刊行いたします。
隠れた名著が復刊! 東大・京大生のバイブル『思考の整理学』の著者・外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授する一冊。
▼「まえがき」より
「なかば無我夢中に生きてきた人が、ちょっと一息つけるようになると、立ち止まって、来しかたをふり返りたくなるようである。
ひところアメリカでは生活の安定した人たちの間で、専門家に頼んで家系図をこしらえるのがはやったことがある。日本では、そういうとき、家系ではなく、自分の歩んできたあとを記録しようとする人がふえている。そして、自分史という新しいジャンルが生まれた。
自分史を書こうと思っている人、そうまではっきりとしていなくても、なんとなく自己表現を求めている人が多くなってきたのは知的生活の向上のあらわれといってよいであろう。この本はそういう人たちに、いくらかでも参考になるようにと願って書かれたものである。
せっかくの自分史である。すこしでもすぐれた作品であってほしい。すくなくとも、第三者にとってまるでおもしろくない、一人よがりだと言われないようにするにはどうしたらよいか、それを主眼にしている。」
▼誰でも今日からできる実践をユーモアたっぷりに紹介します!
・ 書くことは、知的生活の基本
・ サクセス・ストーリーのほとんどが退屈
・ 自分史は「えらい人」だけが書くものではない
・ 自分のふれたくないところをあえて披露する
・ 言いたくてむずむずするところは抑える
・ 「私」をおさえて「間接法」で書いてみる
・ お手本の文章をみつけて、なんども読む
・ 菊池寛『半自叙伝』は無類の面白さ
・ 内田百閒『戦後日記』のようにさらっと書いてみる
・ 仲間と雑誌をつくってみる
無我夢中で歩んできた人生にちょっと一息。
これまでの人生をふりかえってみませんか?
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