2023年01月17日10時00分 / 提供:valuepress
東日本大震災以降、2014年より毎年開催している災害支援学習イベントの10回目を2月10日(金)・11日(土・祝)に開催。今年は、10年目の原点回帰として「phasefree(フェーズフリー)日常から繋がる防災を考える~」がテーマ。さまざまなケーススタディやICS(現場指揮システム)を用いて、将来発生し得る大規模災害発生時に即時助け合いの対応ができる仕組みを学びます。
数々の災害支援の経験と教訓を活かした地域防災活動を推進している一般社団法人協働型災害訓練(所在地:埼玉県東松山市、代表理事:豊島亮介)は、2023年2月10日(金)・11日(土・祝)の2日間、大規模災害や巨大災害に対応するためのポイントを学ぶイベント「第10回協働型災害訓練in杉戸~phasefree(フェーズフリー)日常から繋がる防災を考える~」を開催いたします。2011年3月11日に発災した東日本大震災の経験と教訓を大規模災害に活かそうとスタートした「協働型災害訓練」も今年で10年を迎えます。今回のテーマは「フェーズフリー」。災害は、地震や風水害に留まらず、パンデミックなどあらゆる形で私たちの周りに存在しています。そんな今や日常になっている災害を非日常の出来事とは考えず、連続性のある日常の延長として捉える、それが「フェーズフリー」です。今年の協働型災害訓練は、防災と繋がるあらゆる要素を体感できる2日間です、ぜひご参加ください。なお、開催形式はo2o方式(Online To Offline)を採用し、杉戸会場と全国・全世界を繋いで行います。これまで参加が難しかった方にもパソコンやスマホがあれば気軽にご参加いただけます。皆さんの参加をお待ちしています。
▼「協働型災害訓練in杉戸」公式ウェブサイト:https://www.icsjapan.org/
■「協働型災害訓練in杉戸」のプログラム特徴
大規模災害時には一人でも多くの命を助けるために、効率的かつ統一された災害対応が必要になります。「協働型災害訓練in杉戸」のプログラムは、以下5つの点を意識した内容で構成し、災害対応を学びます。
1.世界水準のICSを活用した訓練
2.プロを招聘したケーススタディ
3.避難所開設実践プログラム ※本年は中止
4.連携を活かした体験プログラム
5.協働型災害訓練アウトプット
今後はさらに、「防災教育の強化:サードセクター内における標準化と対応力の強化」、「行政との連携強化:自治体の積極参加と全国的な防災協定の締結の推進」、「サードセクター内での連携強化:限られた資源を有効活用し、より効率的な連携推進」という3つの内容強化を図る予定です。
■開催概要
日時 2月10日(金)9:00-18:00、11日(土/祝) 9:30-17:30
場所 彩の国いきいきセンターすぎとピア(杉戸町堤根4742-1)
対象 ・自治体や団体で防災減災の担当をしている方、興味のある方
・地域などで防災減災活動に関わっている方、興味のある方
・SDGs防災やICS(災害現場等の指揮系統や管理手法)に興味のある方など
参加費 1人税込3,000円(オンライン/オフライン2日間共通)
→申込:https://bit.ly/cdt2021
定員 会場参加50名・zoom参加300名
参加 専用サイトから事前の申込が必要です
その他 会場宿泊(寝袋持参、費用別途)、雅楽の湯利用(費用別途、自由参加)
■プログラム(予定)
2月10日(金)9:00-18:00
08:30 開場(zoom待合室OPEN、CMタイム)
09:00 開会式、1st check in
10:00【行政と防災】
災害対応工程管理システム“BOSS”セミナー~効果的な応援・受援に向けた災害対応~
(東京大学 生産技術研究所 沼田宗純教授・DMTC(災害対策トレーニングセンター)共同企画)
12:00【食糧と防災】
フードバンクセミナー2023~食糧支援の現状と非常食体験~
(フードバンク埼玉共同企画)
12:30 休憩
13:00 【協働と防災】
協働型訓練2023~BOSSシステムを活用したIPW版図上訓練~
(立正大学 地球環境科学部 後藤真太郎教授)
※オンラインホワイトボードMiro(https://miro.com/