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ある日、家族が突然殺人犯になってしまったら。「東池袋暴走事故」加害者家族他、2000件以上の家族を支援する著者のルポ『家族が誰かを殺しても』11月15日刊行。

2022年11月14日10時00分 / 提供:valuepress

株式会社イースト・プレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永田和泉)は、2022年11月15日(火)に『家族が誰かを殺しても』(阿部恭子・著)を発売いたします。本書は「東池袋暴走事故」の飯塚受刑者の家族が初めて書籍内で語っているほか、多くの加害者家族の実際の姿を描いたルポルタージュとなります。

「幸せになっても良いのでしょうか」
――人殺しの家族と呼ばれても、ともに生きるという道を探す理由。

ある日突然、家族が殺人を犯してしまった。
加害者家族と呼ばれる受刑者の家族は、その瞬間から、
過剰なマスコミ取材、ネット上での根拠のない誹謗中傷やいやがらせを受け、
辞職に追い込まれる、引っ越しを余儀なくされるなど悲惨な生活を強いられる。
そのような状況でも、罪を犯した家族を支え、そして更生の道を探るべく
「ともに生きる」決断をするのは、なぜか。
重大事件の加害者家族に寄り添い続ける著者だからこそ描けた
加害者家族の現実とその後の人生、
そして現代日本の抱える「家族」のいびつな形とは。

【本書のポイント】
・2017年に発生した重大事件「東池袋自動車暴走死傷事故」の受刑者・飯塚幸三の加害者家族が初めて事件について語っています(第1章)。
・加害者家族支援の団体は日本でも数団体しかなく、加害者家族のリアルな姿を描いたノンフィクションは少ないため、今までメディアに出ていない情報も多々記述されています。
・2022年に発生した「安部元首相銃撃事件」にもかかわる、家族間不和に関係する殺人事件にも多く言及しています。

【目次】
はじめに
第一章 上級国民と呼ばれた家族――東池袋自動車暴走死傷事故
第二章 夫の無実を信じる純粋な妻の悲劇――東北保険金殺人事件
第三章 揺るがない兄弟の絆――岩手妊婦死体遺棄事件
第四章 死刑囚の支援者と葛藤――宮崎家族三人殺人事件
第五章 なぜ加害者家族支援を続けるか
第六章 家族はどこに向かうのか
 

◆書誌情報
『家族が誰かを殺しても』
著者:阿部恭子
発売:2022年11月15日(火)
定価:1,870円(本体1,700円+税)
体裁:四六判
頁数:296ページ
ISBN:978-4-7816-2137-1
発行:株式会社イースト・プレス

【イースト・プレスオフィシャル 書誌詳細ページ】
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781621371

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