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持続可能性が求められる『化学品用原料』。次世代に向けての脱炭素化、代替品、課題、機会を解説するウェビナーをIDTechExが開催します。

2025年05月15日09時00分 / 提供:DreamNews

IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『持続可能な化学品の未来:次世代原料とリグニンの高付加価値化』と題したウェビナーを、2025年5月28日(水)に開催します。

従来の化学品生産は化石燃料系資源に依存し、世界全体の炭素排出量に大きな影響を与えています。持続可能な代替品需要が高まり、規制も厳しくなる中、有望な打開策となりうるのが次世代原材料です。多くの場合、次世代原材料はリグノセルロース系バイオマス、都市廃棄物、回収したCO?などの再生可能な廃棄物に由来し、導入が進めば石油化学製品への依存の低減だけでなく、循環性が高く排出量の少ないサプライチェーンが実現することにもなるでしょう。例えば、紙・パルプ産業、農産業、木材産業の製造プロセスで副生され、従来はほぼ利用されていなかったリグニンは、その高価値用途が見出され、付加価値が高まり、新たな市場機会が生まれています。今後数年間のうちに、抽出技術の革新や商業的関心の高まりにより、持続可能な原材料やリグニン由来化学品への移行が進むと見られています。加工技術におけるブレークスルーや政策支援、スケーラブルなビジネスモデルがこの未来を実現するための鍵となります。

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